インフルエンザの流行が拡大しており、子どもを中心に感染が広がっているそうです。厚生労働省から発表された12月16日~12月22日のインフルエンザ発生状況によると、全国患者報告数は10.5万人で、前週より2.8万人増加しており、全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約76.2万人になり、前週の推計値より約23万人増加しているそうです。 先月、厚生労働省が今冬のインフルエンザ総合対策について発表しました。感染防止については他の人への感染を防ぐために「咳エチケット」を勧めています。「咳エチケット」とは咳・くしゃみが出るときに、マスクの着用などを含めた周囲にウイルスをまき散らさない工夫とマナーです。 予防策としては流行前のワクチン接種、外出後の手洗い等、適度な湿度の保持、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取、人混みや繁華街への外出を控える、などが挙げられています。厚生労働省のホームページもご覧になって下さいね。 できるだけ対策を立てて、感染拡大を防いでいきたいですね! |
昨日、国立感染症研究所はインフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表しました。 流行期に入るのは、例年より数週間から1ヶ月ほど早く、1999年以降で2009年に続いて2番目に早いそうです。 1シーズンの中で複数のタイプのウイルスが異なる時期に広がることが多く、インフルエンザに2回かかる可能性もあるそうです。 早めのワクチン接種、手洗いの徹底、マスクの着用などが重要ですね! |
宮田重樹先生著の「一生寝たきりにならない「おしり」の鍛え方」を読みました。宮田重樹先生は富田林市で宮田医院を開業しておられますが、奈良医大整形外科の先輩でもあります。宮田重樹先生は整形外科のみならず介護予防にも造詣が深く、著書も十数冊記しておられ、いずれもベストセラーだそうです。 宮田重樹先生は「不便でない日常生活」を送るための最も重要な要素は「寝たきりにならず、2本の脚で立って歩ける」ことであるということから「歩ける体づくり」を主目的として、そのために特に重要なおしり周り・下半身の強化に主眼を置いて本書を記したということでした。 宮田重樹先生によりますと、おしり周りにおいて股関節、仙腸関節、大臀筋などが特に重要性であるということでした。40~50代からの「健康行動」を勧めておられます。トレーニングの方法は豊富なイラストでわかりやすく、ウオーミングアップ、難易度で分類したトレーニング、さらにはトレーニングプログラム、症状別トレーニングと詳しい解説です。イラストのわかりやすさが秀逸ですね! 宮田重樹先生はプラスアルファの生活習慣として、よい姿勢、バランスのよい食生活、よい睡眠、笑いのパワーでストレス解消などを勧めておられ、これらも解説がわかりやすく、とても実践的です。 とてもわかりやすく参考になる本であると思いました。 |