日本医師会企画、日医ニュース、健康プラザNo.547は「新型コロナ禍の子どものストレス」で、指導は国立成育医療研究センターこころの診療部診療部長田中恭子先生でした。
緊急事態宣言が明けて1カ月が経とうとしており、ようやく日常を取り戻しつつあるのかもしれませんが、長かった新型コロナ禍の間の子どものストレスは如何ばかりであったことかと推察されます。
田中恭子先生によりますと、子どもが強いストレスを感じると特徴的な体の症状や行動の変化が起こるそうです。さらに子どもが自分でストレスに対処できるように、大人の手助けが必要であるということです。
子どものストレス反応を進行させないための対応は①子どもにもわかりやすく説明する、②子どもの気持ちに耳を傾ける、③親子でできるストレス対処法をと入りいえる、などであるということです。
さらには対応する大人のセルフケアも大切であるということです。
本日、10月20日は「世界骨粗鬆症デー」です。
骨粗鬆症は、最近病名はかなり認知されてきていますが、多くの人が治療をしっかりと行われているとは言えません。
骨粗鬆症により骨脆弱性骨折を起こしやすくなりますが、先進国では日本だけが骨粗鬆症による大腿骨頸部骨折の発生頻度が増加しているそうです。より治療の徹底が望まれますね!
骨粗鬆症になってしまってからの治療は長期間を要しますので、なってしまう前の予防が更に大事です。日ごろから注意することはカルシウムを多く含んだ食事の摂取、ビタミンD、ビタミンKの摂取、適量のたんぱく質摂取、禁煙とアルコール控え目、適度な運動と日光浴などです。
更に転倒予防も大事です。これにはロコモ予防体操、ロコトレの「片脚立ち」と「スクワット」がお薦めです!筋力とバランス感覚が身に付いて、転倒予防にうってつけです。