日本医師会企画、日医ニュース、健康プラザNo.547は「新型コロナ禍の子どものストレス」で、指導は国立成育医療研究センターこころの診療部診療部長田中恭子先生でした。
緊急事態宣言が明けて1カ月が経とうとしており、ようやく日常を取り戻しつつあるのかもしれませんが、長かった新型コロナ禍の間の子どものストレスは如何ばかりであったことかと推察されます。
田中恭子先生によりますと、子どもが強いストレスを感じると特徴的な体の症状や行動の変化が起こるそうです。さらに子どもが自分でストレスに対処できるように、大人の手助けが必要であるということです。
子どものストレス反応を進行させないための対応は①子どもにもわかりやすく説明する、②子どもの気持ちに耳を傾ける、③親子でできるストレス対処法をと入りいえる、などであるということです。
さらには対応する大人のセルフケアも大切であるということです。