2020 年 12 月 のアーカイブ

Familie*

2020年12月30日(水) 院長ブログ

今季のFamilie*のお花が届きました。

新年を迎えるのにふさわしい、清々しいお花ですね!

「おうちエクササイズのすすめ」

2020年12月29日(火) 院長ブログ

日本医師会企画、日医ニュース、健康プラザNo.537は「おうちエクササイズのすすめ」で、指導は慶應義塾大学スポーツ医学研究センター教授・所長勝川史憲先生です。

新型コロナウイルス感染症による「新しい生活様式」において、自宅にこもりがちな時間が多くなりがちですが、勝川史憲先生は座りながらできる肩まわりと腰まわりのストレッチングを紹介されています。

運動習慣のない方でも、生活の中のこまごまとした活動が1日のエネルギー消費量を大きく左右するそうです。勝川史憲先生は、じっとしていても15分ごとに1回3分程度、少し動くことを勧めておられます。その場合に、ただ立ち上がるだけではなく、ゆっくりでも良いので動き回ることが大切であるということです。食後の血糖値の上昇にも影響するそうです。大切なことですね!

待ち時間のお知らせ(12月21日~12月28日)

2020年12月29日(火) 待ち時間のお知らせ1新着情報

リハビリ通信 No.323 腰椎分離症について

2020年12月26日(土) QAリハビリテーション科1新着情報

腰椎分離症は椎弓の関節突起間部の骨連続性が途絶えた状態です。原因は先天的要因と疲労骨折要因があります。酒巻らは分離症の発症時期は圧倒的に中高生が多かったと報告しています。腰椎分離症の治療は骨癒合を優先的に第一目的とするが、病気・病態・時期・環境(スポーツの中止ができない、装具が使用できない等)により、骨癒合を優先的に行うのか、除痛を優先とするのか判断されます。分離症が終末期に進行し問題になるのは、①分離すべり症への進展 ②分離部滑膜炎 ③骨増生による変形・先鋭した部分(ragged edge)による神経根症状の三点が挙げられます。

理学療法としてはスポーツ由来による脊椎障害は股関節・腰部を含めた体幹・下肢の柔軟性低下に基づくものと考えられており、分離症発症、再発予防として柔軟性の獲得、筋力の向上、可動域の改善、筋出力の協調性獲得など行っています。

リハビリテーション室長 見田忠幸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献

MB Orthop Vol.27 No.13 2014

骨粗鬆症とともに Vol.47 歩行介助のコツ

2020年12月24日(木) 新着情報1骨粗鬆症

骨粗鬆症患者の場合骨が脆くなっているため、軽微な転倒でも骨折してしまう可能性が高いため、転倒には十分に注意が必要です。歩行が不安定な方には、見守りや歩行介助で骨折を予防することが重要です。

転倒を効果的に予防する介助のポイントとして、1つ目は被介助者の足元をよく見ることです。足が正しく地面に接地できていないときに転倒が起こりやすいためです。さらにもう少し視野を広げて足元周囲を観察し、障害物や滑りやすい環境はないか注意を払います。2つ目は被介助者に身体を近づけておくことです。態勢を崩して転倒しそうになったときに、とっさに支えられるようにするためです。その際身体の重心である骨盤付近をしっかりと支えるようにします。3つ目に介助する者は、足をしっかりと広げておくことです。バランスを崩した身体を安定して支えるため自分の支持基底面を広げておくことが重要です。

コロナウィルス感染症流行で自粛生活が続き、外出や運動機会が減少したことによる筋力低下や、寒さによる厚着など、転倒しやすい因子が重なるこの季節、皆様には十分に気をつけて参考にしていただきたいと思います。

 

骨粗鬆症マネージャー 石山瑞穂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献

整形外科看護vol25 no7 メディカ出版 2020