9月9日は救急の日、9月6日~12日は救急医療週間です。 救急車の平均到着時間は8.7分であるそうですが、心停止から1分ごとに救命率は7~10%下がるそうです。その場に居合わせた人の心肺蘇生が重要ですね。 心肺蘇生法の手順は①119番通報とAEDの手配、②普段通りの呼吸がなければただちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始、③AEDで除細動(電気ショック)です。 今般は新型コロナウイルス感染症の流行がありますので、すべての心停止傷病者に感染の疑いがあるものとして対応するということで、感染防止のことまで考慮する必要があるようです。この時代とはいえ、非常時の咄嗟の時に、より注意深い判断と行動が求められそうですね。大変な時代です。 |
患者様の皆様方には今回の長期休診により大変なご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。 私は、8月10日(月)に奈良県のあるグラウンドで足の肉ばなれを受傷した運動選手の方の診察をおこないました。後日になってその方が無症状のコロナウイルス感染者であることが判明しました。 伊賀保健所に相談したところ、感染者との濃厚接触と考えられるとの判断で、8月17日(月)にPCR検査を施行していただき、翌日陰性であるという結果をいただきました。私自身も症状は全くありませんが、患者様、スタッフの健康を守るために万全を期すために、保健所の助言、指示、指導に従いまして、8月24日(月)まで休診させていただくこととなりました。 夏期休暇から引き続き大変長期間の診療休止となり、通院中の患者様には大変なご迷惑をおかけしており、本当に申し訳なく慚愧の念に堪えません。長期間の休診中に皆様の健康状態や症状、怪我の状態などに悪影響をおよぼさないか、とても危惧いたしております。 当院休診中、お困りの際には近隣の整形外科を受診して下さいますように、よろしくお願い申し上げます。 患者様には今しばらくお待ち下さいますように、伏してお願い申し上げます。本当に申し訳ございません。何卒よろしくお願い申し上げます。
令和2年8月19日 秋山整形外科クリニック 秋山晃一 |
なかなか梅雨明けとはなりませんが、雲が多くても日が差す日は気温がグンと上がり、厳しい暑さとなり熱中症の危険性が高まります。 先日、環境省と厚生労働省はウイルス感染対策をしながら、熱中症を防ぐように、注意喚起を発表しました。 「新しい生活様式」とは①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗いの実施や3密を避けるなどを取り入れた日常生活ですが、暑い時期にはマスク着用により、熱中症のリスクが高まります。「熱中症予防」と「新しい生活様式」を両立させることが大事ですね。
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日本医師会企画、日医ニュース、健康プラザNo.532は「乾癬はどんな病気ですか?」で指導は自治医科大学医学部皮膚科学講座教授大槻マミ太郎先生です。 日本人には40万人以上の乾癬の患者さんがいるそうです。感染する病気ではないので、ほかの人にうつる(感染する)ことはないということです。 大槻マミ太郎先生によりますと、患者さんが症状を悪化させないための日々の注意点としては、皮膚を良い状態に保つことが大切であるということです。バランスの良い食事と十分な睡眠、そして刺激を避けることが重要であるということです。 乾癬の患者さんが整形外科を受診されることはあまりありませんが、関節炎症状を訴えて受診されることは時々あるようです。 |