今日は選挙ですね。先ほど家内と一緒に投票に行ってきました。 日本の未来を託すわけですから、この選挙の結果は大変重要ですね。 これからも自分が投票した候補者や党が何をするのかをしっかりと見極めていかないといけないですね!前回の反省も踏まえて…。 |
先日、三重県保険医協会主催の医療事務講習会があり、クリニックのスタッフ2人と出席しました。 病院の機能や医療保険制度、診療報酬明細書の作成から点検までポイントをわかりやすく説明して下さいました。まだ経験の浅いスタッフにも勉強になったことと思います。 講師を務められた方は専業主婦を14年ほどして、その後一念発起して勉強し自治体病院で働くようになり今や指導者、管理者として活躍しておられるそうです。大変わかりやすい講演でした。 |
先週、鈴鹿で三重県保険医協会主催の医科接遇セミナーが開催され、クリニックスタッフ4名と共に参加しました。 講師は医療機関での勤務経験も持っておられる接遇コーディネーターの山下里子氏でした。コーディネーターとは色々な要素を統合したりして、一つにまとめ上げる係で、医療機関で基本的にはどの職種の方が担当されても構わないそうです。コーディネーターの役割は患者様のニーズや悩みなどを聞き、不安を解消してもらい、安心して治療を受けてもらうためにカウンセリングなどを行うことです。 確かにこういう役割のスタッフがクリニックにいると、クリニックにおける色々な問題が解消されるかも知れませんね。また山下里子氏は医療人としての接遇マナーの基本と「気配り」「心配り」の大切さを、実例を示して教えて下さいました。 若いスタッフ達にも、とてもいい刺激と勉強になったようです。これからクリニックで活かせるようにしていきたいと思います。 |
映画「のぼうの城」を観ました。 天下統一目前の豊臣秀吉に命じられた石田三成率いる2万超の軍勢に、農民らを含めて2千強の軍勢で挑んだ成田長親の史実に基づく物語です。 成田長親は領民からも「でくの坊」を揶揄した「のぼう様」と言われ将に求められる智も仁も勇もない、いかにも頼りない領主です。その武将としては失格とも言える領主が、人に好かれる才能を活かして人心を掌握し味方を鼓舞して力を結集する様はなかなか痛快です。 行く先の見えない道を切り開いたのは、主人公の本気度と人柄と伝達力(伝染力?)でしょうか?これをカリスマ性というのでしょうね! 成田長親は極限の勝負所で大勢の人々の前で、まさに大芝居を打って見せました。そして腕に自慢の錚々たる部下達や身分の違う多くの農民達まで、見事に多くの人々の心を束ねていました。 権力を振りかざすリーダーばかりが注目される中、リーダーのあり方に一石を投じていると言えるかも知れませんね。 |
先週、名賀医師会主催の小児救急医療研修会が開催されました。講師は大阪市で開業しておられる(医)福田診療所院長福田弥一郎先生でした。演題は小児外傷の湿潤療法について「開業小児科医の熱傷治療経験~湿潤療法ならここまで出来る~」でした。 湿潤療法は従来の消毒、ガーゼという創傷、熱傷処置を行わず創部の湿潤状態を保持することにより、より疼痛少なく早期に創部を治癒させるという治療法でかなり広まってきていると思います。しかしながらいわゆる「ラップ療法」により感染症を生じたり重篤な敗血症に陥った例も報告されているということで、日本熱傷学会は医師が熱傷治療において非医療材料を用いることは厳しく制限されるべきであると勧告し、注意喚起を促しています。また「湿潤療法」で、どの程度の熱傷範囲や重傷度までクリニックで治療が可能であるのかという問題や、創傷被覆材の償還期間の制限、創傷被覆材が高価であるということ、また必要な病名の問題など様々な課題があるように思われます。 福田弥一郎先生は皮膚科、形成外科の専門ではないけれども、と謙遜されながらもⅢ度熱傷も含めた多くの治療経験を紹介して下さいました。とても困難な重度と思われる熱傷症例に対しても、適切な被覆材を選択し感染に注意しながら工夫してきれいに治療しておられました。 大変参考になりました。 |