本日、東大阪市花園ラグビー場におきまして第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会準々決勝が開催されました。グラウンドドクターとして参加いたしました。 今日は晴れのち曇りで、風もあまり強くなく好天に恵まれた東大阪市花園ラグビー場では、超高校級のハイレベルな戦いが繰り広げられました。グラウンドで見ている者としては、雨天や強風の時に比べて、体感温度がさほど低くなかったので助かりました。4試合連続では、朝から夕方までの長丁場になりますので、寒いと本当に堪えます。 今日は4試合とも、レベルが高いうえに全て接戦であり、観客の皆様もとても満足しておられる様子でした。 見ていて少し気になったのが、グラウンドに多くの鳩がいたことです。朝には晴れていたので、平和の象徴である鳩が日当たりのよいグラウンドで何かを一生懸命ついばんでいる姿も微笑ましいな、と思っておりました。ところが鳩の数がどんどん増えて存在感を増してきました。鳩の動きは素早いので、ボールに当たったり選手に当たったりすることはなさそうでしたが、選手はちょっとプレーしにくそうな場面もあり、気の毒に思いました。何とかなりませんでしょうか?解決法は難しそうですね。 これだけの激闘を制した4校は、さらに1日置いて準決勝、さらに2校は1日置いて決勝と大一番が控えています。この将来ある選手たちが怪我無く本大会を乗り切ってくれることを、心から願っています。 |
公益財団法人日本腎臓財団より、CKD(慢性腎臓病)予防キャンペーンポスターを頂きました。 CKD(慢性腎臓病)とは腎臓の働きが徐々に弱くなってくる状態で、日本では成人の8人に1人がかかる病気であるそうです。検査では尿検査異常(尿蛋白陽性)または血液検査でeGFR60未満が3カ月以上続く状態ならCKD(慢性腎臓病)と診断されるそうです。無症状のうちに進むことも多く、CKD(慢性腎臓病)の場合には心臓血管病(心筋梗塞や脳卒中など)が約3倍かかりやすくなるそうです。 早期にCKD(慢性腎臓病)を発見するには、尿検査と血液検査を定期的に受けることが大切ですね! CKD(慢性腎臓病)に対しては、生活習慣の見直しや腎臓病の原因治療が重要です。1日食塩摂取量6gを目標に減塩への取り組み、血圧、血糖値、コレステロール値の高い方は適切な管理が必要で、禁煙や太りすぎないように注意も必要のようです。 |