昨日、にしみねクリニック内覧会があり訪問いたしました。 にしみねクリニックは本日、大阪市天王寺区で開院されます。ペインクリニック内科(痛みの外来)と歯科を融合させた斬新なクリニックです。院長の西峰直子先生がペインクリニック内科を担当され、副院長の西峰正佳先生が歯科を担当されます。にしみねクリニックは1階が歯科で2階がペインクリニック内科の瀟洒なビルで清潔感あふれ、交通の便も大変よく地下鉄谷町線四天王寺夕陽丘駅徒歩1分と至便なロケーションです。 随分以前に私は西峰直子先生と市立松原病院でご一緒に勤務させて頂きました。西峰直子先生は麻酔科を専攻され、当時は外科系の主に全身麻酔を一手に引き受けられておられました。当時から患者さまの術中全身管理のみならず術後の疼痛管理にも造詣が深く、私も患者さまの疼痛管理に困ったときにはよく西峰直子先生にアドバイスを頂いたものでした。その後に西峰直子先生はいくつかの病院で勤務され、ペインクリニックに携わっておられたようです。 大変人口が多く密集した地域ですので、多くの患者さまの救世主となるのではないでしょうか。痛みは本当に辛いものですからね。痛みに困っておられる方は、随分大勢いらっしゃいます。 西峰直子先生、西峰正佳先生にはお体に気をつけられ、ご活躍なされますことを祈念いたしております。 |
11月13,14日に宮崎市で第39回日本足の外科学会が開催され、出席しました。学会の会長は至誠会第二病院整形外科・足の外科センター診療部長・センター長、野口昌彦先生でした。本学会のテーマは「足の外科のプロフェッショナルを目指して」で、大変密度の濃いプログラムが組まれており、2日間とても勉強になりました。 私はポスターセッション、腓骨筋腱断裂・脱臼の座長を担当させて頂きました。質問、討議も活発で有意義な会となりました。 学会期間中の2日間クリニックを休診させて頂きまして、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。この学会で得られた知識を日常臨床において患者さまに少しでも還元できるように努力したいと思っております。 |
先日、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会から2016年シーズン以降のスーパーラグビーへの日本チームの参加が正式に決定しましたという発表がありました。 「スーパーラグビー」とはオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの3カ国のラグビー協会が地域ごとに編成するプロクラブ15チームによる国際リーグ戦です。2016年シーズンのスーパーラグビーは、新たに南アフリカ、アルゼンチン、そして日本のチームの参戦が決まり、18チームが2グループ(南アフリカグループ、オーストラレーシアングループ)、4カンファレンスに分かれ優勝を争うそうです。レギュラーシーズン終了後トーナメント戦によるファイナルシリーズを行い、シーズンチャンピオンを決定するそうです。2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップにむけて、日本代表の強化が進んでいきそうですね。ワクワクします。 ところでIRB(国際ラグビーボード)が11月10日に発表した世界ランキングでは、日本代表は第9位です。(今週は第10位になっています。) 男子テニス錦織選手の世界ランキング5位には及びませんが、これは快挙だと思います。ちなみに現在のランキング1位はニュージーランド、2位は南アフリカ、3位はアイルランド、4位はオーストラリア、5位はイングランド、6位はフランス、7位はウエールズ、8位はスコットランド、9位はアルゼンチンです。日本がランキング9位の時にはアルゼンチンを上回っていました。現在上位のどのチームに日本代表が勝利しても、歴史的快挙といわれる偉業と呼べそうです。 日本代表の更なる進化を期待しています。 |
11月3日にならやまと整形外科スポーツクリニック院長森本光俊先生が代表を務める「NPO法人奈良野球少年を守る会」主催の第5回野球肘検診に参加しました。 検診参加者は34チーム、451名の選手が参加され、スタッフ数は113名だったそうです。私は初めての参加でしたが、まずスタッフ数の多さに驚きました。スタッフは医師、理学療法士、放射線技師、検査技師などのコメディカルの方々や多くの学生ボランティアです。選手の肘の検診、超音波検査、ストレッチ指導、チーム責任者への説明など多くのスタッフが手分けして効率よく検診が行われました。素晴らしいシステムだと感心しました。 来年からも参加して、もっと貢献できるように精進したいと思っています。 |
先日、奈良市で奈良県立医科大学整形外科教室開講60周年記念祝賀会が開催され出席しました。 奈良医大整形外科は初代恩地裕教授から増原建二教授、玉井進教授、高倉義典教授、そして現在の田中康仁教授と引き継がれております。私が奈良医大整形外科に入局させて頂いたのは昭和63年で、増原建二教授が教授職を勤められた最後の年です。どの先生方も名実とも本当に立派な指導者ばかりで、私は恵まれた環境を与えて頂いたととても感謝いたしております。 記念式典に先立ちまして記念講演会が開催されました。講演は「名将・名選手に学ぶ勝利への思考法」で講師はスポーツジャーナリストの二宮清純氏でした。二宮清純氏はイチロー選手、高橋尚子選手、野村克也監督らとの交流やエピソードを紹介され、勝利への思考法として「準備力」を挙げておられました。イチロー選手のチャリティーテニス大会での「準備力」のエピソード、高橋尚子選手が五輪で投げたサングラスを拾った方のエピソード、そして親交の深い野村克也監督との数々のやりとりなど興味深い話ばかりで、あっという間の1時間でした。 記念式典は大変盛況で出席者の人数が多すぎて、会場の遠くの方ではどなたがおられるのかわかりにくい状況でした。ジャズ音楽の調べの中、久々にお会いする先生方と旧交を温めることができました。奈良県立医科大学整形外科教室の歴史を再確認できた、大変有意義な祝賀会でした。会の準備もさぞ大変であったことと思われます。担当者の方々、本当にご苦労さまでした。 |