昨日深夜にラグビー日本代表チームがイギリスのカーディフでウエールズ代表と対戦しましたね。テレビ放送で観戦しました。スコアは30対33で惜しくも敗北しました。本当に惜しかったですね!終了間際にウエールズ代表にドロップゴールで決勝点を奪われて敗戦となりました。うーん、残念でした。観客は約7万4千人で、カーディフはウエールズ代表のホームグラウンドです。アウエーでこれだけの好ゲーム、素晴らしかったと思います。世界ランキングも日本が11位でウエールズは6位、9位のアルゼンチンに完敗した後だけに善戦も難しいのかな、と思っていたのですが、予想外に期待を抱かせるゲーム内容で本当に試合観戦を楽しめました。 前半終了間際に山田選手のインターセプトからの独走トライが効きましたね。あれで、いける、という雰囲気になった様子に思えました。あと、後半の福岡選手、アマナキ・ロトアヘア選手のトライも見事でしたね。マンオブザマッチに選ばれたアマナキ・レレイ・マフィ選手も大車輪の活躍でした。最後にはウエールズ代表は何が何でも勝ちにいくという感じで、ドロップゴールを成功させかろうじて逃げ切りました。 アルゼンチン戦に比べて日本代表のディフェンスは随分良くなっていましたね。安心して見ていられる感じがしました。日本代表のアタックは以前よりキックが多くなりましたね。でもウエールズ代表も同じくらいにはキックを選択していました。これが今の本流なのでしょうね。ここの精度がもっと上がれば、と期待を抱いてしまいます。これからも日本代表チームの活躍を楽しみに見ていきたいです。 ゲームキャプテンを務めた立川選手は試合後のインタビューで「たくさんの観衆の中で、ワールドカップのような雰囲気の中で試合ができて貴重な経験ができた。」と話していたようです。立派な競技場、7万超えの観衆、まさにワールドカップに匹敵するような素晴らしい環境ですね。これだけの大舞台で活躍した日本代表チームの選手たちは本当に素晴らしいと思います。ラグビーワールドカップ2019年日本大会でも、果たして日本は参加各国に同じような舞台、環境を提供できるのでしょうか?世界が注目しているのでしょうね。
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11月17日、18日に奈良春日野国際フォーラム甍におきまして、第41回日本足の外科学会学術集会が開催され参加いたしました。今回、学会長を務められましたのは、独立行政法人奈良県立病院機構奈良総合医療センター副院長杉本和也先生でした。杉本和也先生は、私が厚生連松阪中央総合病院に勤務しておりましたときに整形外科部長を務めておられまして、私は直接杉本和也先生に足の外科から整形外科全般にわたってご指導いただきました。本当にありがとうございます。 学会場となった奈良春日野国際フォーラム甍は、以前は奈良県新公会堂という名称であったと思うのですが、別館ができてリニューアルされ大変立派な施設でした。4会場とポスター会場をフルに使用し、学会は進行されました。素晴らしい環境の元、多くの参加者が活発な討議を重ねて実りある学会でした。また両日とも快晴に恵まれ、周囲の美しい紅葉などの自然の中で、最高の環境でした。大変充実した、とても素晴らしい学会で、参加することができて本当によかったと思いました。 |
昨日、ラグビー日本代表のアルゼンチン代表戦が秩父宮ラグビー場で開催されました。テレビ放送で観戦しました。 残念ながら結果は54対20のスコアで完敗でした。 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチの初陣でしたが、初代表の選手が多かったとはいえ残念な結果でした。昨年のワールドカップでの日本代表チームの活躍を見た後だけに、どうしても較べてしまいますね。映像で見ただけの印象ですが、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは紳士的で優しい感じの方ですね。前ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏が厳しさを追求することで有名であったのとは、少し異なるタイプかもしれません。また今回、準備期間がごく僅かしかなかったということも言われていますが、用意周到で知られたエディー・ジョーンズ氏とその手法はかなり異なるのかもしれません。どちらがヘッドコーチとして優れているのかは、3年後のワールドカップ2019年日本大会で結果が出て初めてわかることでしょう。 まだ、1試合、新生ジャパンはスタートしたばかりです。しっかり見守り、応援していきたいと思っています。 |
本日、矢田コミュニティ会館(大和郡山市)におきまして第7回野球肘検診が開催されました。スタッフとして参加させていただきました。 今年で7回目を迎える野球肘検診は、ならやまと整形外科スポーツクリニック院長森本光俊先生が代表を務めるNPO法人「奈良野球少年を守る会」が主催しています。 今年は参加人数が577人、参加チームが40チーム超、参加スタッフ数が100名超と年々規模が増加している様です。内容は肘の検診、エコー検査、ストレッチ指導、そして今年はスポーツ栄養講演もあり、盛りだくさんでした。朝9時頃から夕方5時頃まで、スタッフ間で協力し合って数多くの野球少年少女たちの検診を行いました。森本光俊先生の野球少年少女たちへの思いが、徐々に大きな輪となり浸透していっているように思いました。 私は今回2回目の参加でしたが、大変有意義でした。これからも可能な限り参加したいと思っています。 |
高倉義典先生著の「名医が教える足のお悩み完全解決バイブル 痛み・不調の理由と治し方がよくわかる」を読みました。 高倉義典先生は奈良医大整形外科名誉教授で、日本足の外科学会理事長および会長、国際足の外科学会初代理事長など多数の要職を務められ、日本における「足の外科」の第一人者です。 高倉義典先生は医師向けの著書は多数あるのですが、一般の方向けの書籍を著されるのは今回が初めてだということです。内容を見ますと一般の整形外科医でもあまり知らないような詳しい内容を、とてもわかりやすく解説しておられます。これなら一般の方でも病院で整形外科医から受けるアドバイスを、この本から受け取ることができると思われます。特に「Part 4 人には言えない足のお悩み」では私も日常診療におきまして、患者様からよく質問されることばかりなので驚きました。まさに、かゆいところに手が届く、という感じです。疾患の解説も病態、症状、治療、予防法まで内容が深く、かつわかりやすいですね。 高倉義典先生は私が奈良医大勤務時代はもちろんのこと、足の外科を学び始めてから最もご指導いただき、最もお世話になった恩師です。本当にありがとうございます。 |