昨日、奈良県立医科大学がオゾンによる新型コロナウイルス不活化を確認し、オゾンによる新型コロナウイルス不活化の条件を明らかにしたと発表しました。微生物感染症学矢野寿一教授、感染症センター笠原敬センター長とMBTコンソーシアムの研究グループによる発表で、世界初だそうです。 診察室や集会場等においては、感染拡大防止のため使用後は手作業によるアルコール拭き等で除菌を行っており、労力と時間がかかっています。この課題を解決する手段の一つとして、オゾンガスによる除菌が提唱されていたが、その医学的エビデンスはなかったということです。 今回の研究では、オゾンガスにより最大1/10000まで不活化することを確認したそうで、これはオゾンガスの実験的な条件下で、新型コロナウイルスを不活化できることを示しているそうです。 当院でもリハビリ室へ導入したBACTECTOR O3が活躍しそうで、安心です。さらに待合室にも導入を予定しております。 |
オゾン除菌・消臭器BACTECTOR O3をリハビリ室へ導入いたしました。 オゾンの強力な酸化力が、菌・ウイルスの細胞壁を破壊し不活性化させることによって死滅させるそうです。薬品ではないので耐性菌が発生する心配もないそうです。 オゾンは臭いの元となる菌や化学物質を分解して取り除くそうです。 オゾンは酸素から生成されるために使用後は酸素に戻り、二次公害の心配もなく安全であるそうです。これはいいですね! 救急車に残る菌・ウイルスから救急隊員を守るために、オゾン除菌・消臭器BACTECTOR O3は全国500台以上の救急車に搭載されているそうです。 新型コロナウイルス感染症対策として、スタッフの手洗いと手指消毒の徹底、来院時手指アルコール消毒(受付にございます。)検温(患者様、スタッフ)、施設内消毒の徹底、換気の徹底、マスクの着用(スタッフ、患者様もお願いいたします。)など、これからも徹底して行ってまいります。 |
昨日、国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター西村秀一先生らが「N95マスクのアルコールによる消毒は禁忌」という発表をされました。 4月10日に厚労省が医療現場におけるマスクの再利用を許す事務連絡を出しました。N95マスクの例外的取り扱いについて、過酸化水素水プラズマ滅菌器による滅菌、過酸化水素水滅菌器による滅菌、5枚のN95マスクを毎日取り替える、の3つの方法が示されています。 西村秀一先生らはN95マスクと不織布サージカルマスクに対して、アルコール消毒とUV消毒の2種類の消毒処理を行い、本来の性能を保持できているか検証したそうです。 結果は、空中浮遊ウイルス通過阻止能は対照を100とした時の通過率が、N95マスクが1、サージカルマスクが4であったのが、UV消毒するとN95マスクが8に、サージカルマスクが6になり、アルコール消毒するとN95マスクが35に、サージカルマスクが12になったそうです。 結論としてマスクはアルコール消毒によって性能が劣化し、特にN95マスクにおける劣化は著しいということでした。N95マスクでの劣化は、その粒子捕集メカニズムが素材の目の細かさによるのではなく、静電気などの分子間力によっているために、アルコールが静電気成分を弱めるなどの働きをするからだそうです。 当院でもマスク不足は深刻で、私は専ら、公的機関から提供していただいたわずかのN95マスクを連日使用しております。先日には、N95マスクを少しでも消毒しようと、アルコール噴霧器でアルコールをN95マスクに噴霧して、乾かして使っておりました。 これはショックですね! |
ピコ太郎さんがYou Tubeに公開した動画、「PPAP-2020-」を見ました。 これは傑作ですね。子供も喜んで、真似しそうです。 適当に洗っているのかと思えば、ちゃんと厚労省の「正しい手の洗い方」を参照したとのこと。さすがですね!
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