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ロンドン五輪がいよいよ佳境ですね。 メダルの獲得者も続々と出てきて、震災後の日本を勇気付けようという選手たちの意気込みが伝わってきます。特に水泳選手の活躍が目立っている様です。 個人的には、観ていて個人戦よりも400メートルメドレーリレーなどのチーム戦の方がより盛り上がります。日本男子は銀メダル、女子は銅メダルと素晴らしい活躍でしたね。日本男子の北島選手は個人戦では3大会連続の金メダルを逃しましたが、メドレーリレーの銀メダルで有終の美を飾りました。「五輪は楽しめたか?」との問いに「十分楽しんだでしょう。銀メダルが物語っているよ。最後、個人で果たせなかったものを、チームとしてメダルをかけさせてもらったから、僕はもう何にも言うことはない。」という北島選手の言葉には重みがありました。また他の3選手が、「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない。」と誓い合っていたことや、入江選手が「(競泳代表選手)27人でひとつのリレーをしていると思った。」と日本のチーム力を強調していることは印象的で感動的でした。 バドミントン女子ダブルスの決勝戦も惜しくも敗れましたが、感動的な試合でした。 やはり代表選手や代表チームが活躍すると、感動も生みますし競技の人気も出るでしょうね。 願わくは、次期オリンピック、リオデジャネイロ五輪2016で7人制ラグビー日本代表の活躍を見てみたいものです。 サッカー日本代表は男女とも準決勝進出を決めましたね。 ロンドン五輪、ますます楽しみな競技が目白押しで目が離せないですね。 |

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先日、伊賀地区学校保健研修会があり出席し2つの講演を聴きました。 講演1は三重県伊賀保健所長、中山治先生による「学校における感染症の危機管理」でした。内容は結核と腸管出血性大腸菌感染症への対応についてでした。学校医の役割として、結核患者、潜在性結核感染症患者に対する保健所の管理などについて教わりました。本人の結核罹患歴、予防内服歴、家族等の結核罹患歴などよりも、高蔓延国での居住歴が精密検査の対象となるということでした。 講演2は静岡理工科大学教授、ノースカロライナ州立大学併任教授の志村史夫先生による「ITは人を幸せにするか-21世紀の幸福論-」でした。もともとITの先駆者であった志村先生は、ITによる弊害に警鐘を鳴らす先駆者でもあります。情報の渦に飲み込まれてしまい、本物を見る目や感性を失ってしまいがちなIT世代を憂慮し、本物に触れ感性を磨く重要性を説いておられます。便利な道具であるはずのITに振り回されて支配される危険性を指摘し、エレクトロニクス機器、製品を巨大な怪物に例えて「エレクトロザウルス」と呼び、志村先生が提唱したのが1986年のことだそうです。随分、時代に先駆けておられますね。まだネットも携帯も普及していない時代のことです。志村先生は今の時代に環境破壊と同じくらいに切実で危険なことが心の荒廃であり、「心の中に木を植える」ことが大切だと言っておられます。「星の王子様」サン=テグジュペリで登場するキツネが言った「大切なものは、目に見えない」という台詞も引用しておられました。 よく「IT技術」と言われていますが、ITはinformation technology(情報技術)の略なのでこれでは「頭痛が痛い」と同じである、と志村先生は指摘しておられました。そりゃそうですね!その他にもおもしろい話満載で、志村先生のご講演は大変興味深いものでした。 |

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先週水曜日のNHK総合放送「ためしてガッテン」で「放置すると危険!謎のへんぺい足で骨異常に」を観ました。 へんぺい足では「足が遅い」というイメージが確かにありますね。しかしながら陸上選手でもへんぺい足の選手がいることはよく知られています。番組では小学生で調査して、確かにへんぺい足でも足の速さに関係ないという結果を出して頂いて、成る程と思いました。 大人になってからのへんぺい足(成人期へんぺい足)はあまり知られていないと思うのですが、番組で広く周知されることとなったのではと思います。危険なへんぺい足は「後けい骨筋腱」機能異常ですが、大きな模型の「後けい骨筋腱」がブチッブチッと切れる場面は印象深かったでしょうね。何人かの人に言われました。ポイントは内くるぶしの後ろ側の腫れが無いかどうかですね。腫れてくるようでしたら、すぐに整形外科を受診した方が良いと思われます。 へんぺい足の予防法の運動療法の一つは「足指グーチョキパー」です。高倉先生は「あまり上手にできない」と謙遜されながらも実演されていましたが、随分上手に実演されておりましたのでビックリしました。さすが足の外科第一人者の高倉先生です。今度どれくらい練習されたのか、是非お聞きしたいと思います。 私も患者様には常々指導させて頂いているのですが、実は下手くそです。パーは辛うじてできますが、チョキは全くできません。まだまだ修行が足らないようです。 |

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先日、久しぶりにご来院された患者様は、私が市立松原病院(残念ながら閉院になりました。)勤務時代に手術を担当させて頂いた方でした。 帰省先の大阪から遠路はるばるクリニックまで来て下さいました。大阪からでは随分遠いので驚かれたかもしれませんね。私が市立松原病院退職後も、県立五條病院、岡波総合病院と来院して下さっておりました。 開業のことはお伝えすることができませんでしたが、ホームページでクリニックを見つけてきて下さいました。本当に便利になりましたね。こちらも久々の再会で感激致しました。 勤務医の時は通常短期間で転勤を繰り返します。私の場合は約23年間で8病院ですから、寧ろ少ない方かもしれませんね。久々にお会いできて、とても嬉しかったです。 この方は当時高校生だったと思いますが、今や社会で大変ご活躍のようでとても感心致しました。 |

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先週、名古屋で第45回東海地区整形外科教育研修会が開催され、出席しました。 演題は演題Ⅰ「骨盤・股関節疾患の診断と治療変遷」順天堂大学整形外科教授金子和夫先生、演題Ⅱ「整形外科領域の医療安全の考え方」東京医科歯科大学大学院整形外科教授大川淳先生、演題Ⅲ「関節リウマチ診療のトピックス」埼玉医科大学整形外科・脊椎外科教授織田弘美先生でした。 演題Ⅰではフランス整形外科との関わりや、本邦では稀な疾患である強直性脊椎炎などに関しても講演して頂きました。演題Ⅱでは医療事故などに関する問題点について解説して頂きました。医療の質や医療費などに対する患者満足度が以前より低下してきているという衝撃的なデータも示して頂きました。医療を受ける側と医療者側の信頼関係を構築することが最も大事であると思います。医療者側は真摯に、そして地道に取り組んでいくしかないでしょうね。演題Ⅲでは関節リウマチに関する治療変遷などに関しても解説して頂きました。3演題とも大変勉強になりました。 会場では再び名古屋で開業しておられる浅野先生にお会い致しました。浅野先生は脊椎外科のスペシャリストでしたが、厚生連松阪中央総合病院勤務時代に私は2年目の研修医でしたので経験も浅く、浅野先生から整形外科臨床のイロハから教えて頂きました。本当にありがとうございます。 |
