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先日、名張市役所生活環境部環境対策室、名賀医師会から「セアカゴケグモにご注意!!」と注意喚起の連絡がありました。名張市では平成20年度からセアカゴケグモが継続的に発見・駆除されているそうです。 セアカゴケグモは黒い体に赤い模様を持つのがメス(成体)で体長は7~10mm。メスにかまれると患部がはれて痛み、毒が全身に回った場合には発汗や吐き気、頭痛などの症状が出ることがあります。屋外ブロックやプランター、庭石の隙間や排水溝、マンホールの裏などにもいるらしくて注意が必要ですね。 緊急の際には抗毒素血清接種の必要性もあるそうですが、抗毒素血清は国内では医薬品の承認を受けていないそうです。これはちょっと驚きですね。 |

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昨日、ヒルホテルサンピア伊賀におきまして市民公開講座が開催されました。 今年のテーマはロコモティブシンドロームと骨折、骨粗鬆症と骨折です。 上野総合市民病院整形外科山口敏郎先生と名張市立病院整形外科竹上徳彦先生から骨粗鬆症や骨粗鬆症性骨折に関する詳しい講演と解説があり、皆様に疾患の理解を深めて頂きました。次にいまむら整形外科理学療法士山本紘之先生の講演では実際に参加者の方に座ったままでできる体操や姿勢のチェックなどを実践して頂きました。会場の皆様が笑顔で体操しておられたのがとても印象的です。 最後には「背中伸ばして、寿命延ばそう!!」と全員で唱和しまして閉会となりました。 多数のご参加、ありがとうございました。 |

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奈良ホテル前の国道を人力車が疾走していました。
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今日は体育の日、晴天でしたね。朝はかなり冷え込んだのに、昼には汗ばむ陽気でした。 今日は馬見丘陵公園で開催されていた馬見フラワーフェスタ2012を観に行ってきました。花壇コンテスト、ダリア花じゅうたん、コスモス畑など見所も多く、天候にも恵まれて大勢の人で賑わっていました。 いい季節になりましたね! |

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先週に名賀医師会館で、の村信介先生の慢性腎臓病(CKD)に関する講演がありました。 の村信介先生は奈良県山辺郡出身で三重大学医学部附属病院 腎臓内科・血液浄化療法部 准教授として活躍され、現在は鈴鹿回生病院、名張市立病院などで腎臓内科外来を担当しておられる腎臓病の権威であるご高名な先生です。 腎臓は加齢により衰える臓器なので、長寿社会が進むほど慢性腎臓病(CKD)の患者が増えます。そしてそのまま放置すると腎不全になってしまい、透析療法や腎移植が必要になってしまいます。現在日本では約30万人の方が透析を受けておられ日本の人口4000人に1人の割合で、世界第1位です。透析導入の年齢は男性では70歳、女性では75歳くらいが最も多く、日本の高齢化を象徴しているように思えます。慢性腎臓病(CKD)の割合は、日本成人人口の約13%であり、1330万人がCKD患者です。 弱った腎臓を鍛える方法はないので、弱った腎臓を守ることが原則で、腎臓を休ませる、頑張らせない、早期発見、早期治療、増悪因子の除去などが重要です。このためにはやはり生活習慣の改善が最も重要なようです。特に禁煙、減塩、肥満改善などです。塩分は1日3gから6g未満が勧められますが、日本人の標準塩分摂取量は12g近いらしいです。糖尿病は慢性腎臓病と密接に繋がっており、糖尿病のある場合には脳血管障害、心臓血管障害を起こす危険度が高いということです。水分の過剰摂取や過度の制限は有害だそうです。早期発見には尿検査、血液検査が必要です。 「腎臓病医」は、今や「糖尿病医」以上に生活習慣改善について説かなければいけないと、の村信介先生はおっしゃっていました。腎臓病の専門医は全国で3600人余りだそうです。日本におけるCKD患者の増加から考えると、余りに少ないと思われます。超高齢化社会を迎えて、われわれ一人一人の自覚が最も重要かもしれませんね。 |
