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今日は成人の日、残念ながら全国的に荒れ模様の雪や雨の天気ですね。晴れ着を着られた新成人の方々は足下も悪く大変だったと思います。 東京では大雪で、国立競技場で予定されていた全国高校サッカーが中止になったとのこと。映像を見ると、これは仕方ないですね。とても無理ですね。サッカーもラグビーも少々の悪天候では決行するのですが、この大雪ではとても試合できないと思います。 成人の日は1月の第2月曜日ですが、1999年までは成人の日は1月15日でした。当時まではラグビーの日本選手権が1月15日に行われており、社会人チームのチャンピオンと学生チームのチャンピオンが対戦するというのが恒例でした。以前は大学ラグビーの、特に東京の有力校同士の対戦は国立競技場に5万人以上もの観客が集まっていました。また日本選手権も注目度が高く成人式帰りの新成人が晴れ着姿で国立競技場で試合を観戦する様子がテレビ報道されるというのが風物詩のようになっていました。ラグビー日本選手権は一般の人にもかなり認知されていたイベント事だったと思います。 ラグビーが進化し、社会人チームと学生チームの差が開きすぎたこと、シーズンが早く終わりすぎてトップチーム同士の対戦が少なく、トップレベルの選手が実力を高める機会が少ないことなど、システム上の問題があり、制度の変更は必然でした。しかしながら制度の変更と同時に一般的な認知度と、にわかラグビーファン(当時は普段ラグビーに興味を示さない人でも、結構日本選手権のことくらいは認識していたし話題にも上った。)がほとんど無くなってしまった?ことが残念です。7人制ラグビーが採用されるオリンピックや日本で開催されるラグビーワールドカップを控えて、ラグビーが盛り上がるには‘にわかラグビーファン’の存在は不可欠だと思います。コアなラグビーファンだけでは、人気の輪は拡がりにくいでしょうね。 昨日はラグビー大学選手権決勝がありました。帝京大学がチームの強みを前面に出して、初優勝を狙う筑波大学を圧倒しました。自分の強みを出し切ったところに、帝京大学が4年間に積み上げてきたものの大きさを感じました。前人未到の大学選手権4連覇、帝京大学の見事な勝利でした。 |

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近鉄花園ラグビー場で開催されている全国高等学校ラグビーフットボール大会がいよいよ佳境です。昨日は準々決勝が行われ、グラウンドドクターとしていって参りました。 第2試合では大会3連覇中の福岡代表の東福岡高校が開始早々FWで茨城代表の茗渓学園を圧倒しトライを挙げていました。このあと一方的になるのかと思いきや、徐々に茗渓学園のディフェンスが機能しだしてゲインされなくなりました。そして茗渓学園の連続攻撃が決まるようになり、最後は逆転勝利。体格で優る相手にディフェンスで凌いで速い展開で勝利するという、ジャパン(日本代表チーム)が外国のチームに勝利するような見事な勝利でした。本当にハイレベルな見応えのある試合でした。 第3試合では大阪第1地区代表常翔学園と京都代表の伏見工業がお互いの持ち味と展開力を活かした拮抗した勝負を繰り広げ、スリリングな試合でした。最後は終了間際に常翔学園が逆転のペナルティーゴールを決めて1点差で勝利しました。常翔学園は名簿の集合写真でも部員数の多さが群を抜いています。100名は優に超えるでしょうね。 第4試合では秋田代表の秋田工業と奈良代表の御所実業の試合でした。開始早々秋田工業のFWモール攻撃が決まり、秋田工業が先制しました。その後は御所実業がFWにこだわった攻撃を見せ、逆にFWで3本のトライを挙げて逆転勝利しました。体格に優る秋田工業得意のFWモール攻撃にこだわり逆に取り返したところに御所実業の凄味を感じました。得意な攻撃でやり返された分、秋田工業のダメージは大きかったと思います。前の試合では決して崩れることの無かった秋田工業の鉄壁のモールが、試合中盤からことごとく潰されていました。御所実業のモールディフェンスも素晴らしかったということでしょう。しかしながらセットスクラムは秋田工業が優勢であり、試合結果はどちらに転ぶかわからない状況でした。ただ試合展開は両チームがFWにこだわった分、ダイナミックな展開は少なかったです。お互いにBKの展開力を披露する場面が少なかったようです。 御所実業高校の1年生WTB竹山君は試合途中からプレースキッカーも任されていました。残念にもゴールキック失敗後の彼の落胆ぶりは痛々しいほどでした。それにしてもどれだけの重圧がこの1年生プレーヤーに掛かっているのでしょう。試合に出ているメンバーはほとんどが3年生、試合に出られないメンバーにも上級生が大勢いることでしょう。その中で唯一の1年生。それでなくとも高校1年生から見るとクラブの3年生の先輩なんて、雲の上の存在みたいなものですからね。この壮絶なプレッシャーの経験は一流選手になっていくための貴重な糧になるのでしょうね。今後の竹山君の活躍がますます楽しみになりました。 これだけ熱戦が続くと、どの選手も何かと体を痛めがちです。あと2試合、本大会に出場している選手の皆さんが怪我無く戦い終えるように祈るばかりです。 |

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昨日、橿原神宮に初詣にいって参りました。 昼頃に車で出かけましたが駐車場が満杯で、やむなく向かいの陸上競技場の駐車場に順番を待って駐めました。しかしこちらは公営で無料、なんだか得した気分になりましたが、この混雑ぶりです。来年からは電車で来ようと思いました。 好天にも恵まれて正月には大変な人出ですが、橿原神宮は普段は閑散としており威厳と趣のある場所です。 橿原神宮は我が母校奈良県立医科大学から比較的近いので、各運動部員はオフシーズンのトレーニングに橿原神宮参道や隣の畝傍山を走って登ったりしていました。当時、同級生のサッカー部のM輪君は畝傍山を走って登るのが無茶苦茶速かったように記憶しています。こんなことは今ではやっていないかも知れませんね。 橿原神宮、たまに訪れてみると本当にいいですね! |

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東大阪市の近鉄花園ラグビー場で全国高等学校ラグビーフットボール大会が開催されており、昨日グラウンドドクターとしていって参りました。 大会は12月27,28,30日、1月1,3,5,7日と高校の冬休み期間に合わせて行われます。私は毎年せいぜい2日間の参加ですが、熱心なドクターはほとんどの日程に参加される方もおられます。今回は12月30日など、土砂降りの荒天だったのでさぞ大変であったことと思います。 元旦の昨日は比較的気温も高く好天にも恵まれて、観客の方も大勢みえておられました。昨日はベストエイト進出をかけた熱戦が繰り広げられ、第1グラウンドと第3グラウンドで試合が行われました。 私は出務の関係で第3グラウンドにおりました。注目の第1試合は前大会までに3連覇を達成している福岡県代表東福岡高校でしたが、広島県代表尾道高校にラストワンプレーで1点差の逆転という薄氷の勝利でした。尾道高校がトライ後のゴールを決めていれば、という感じもしましたが、それを言い出すとその前の東福岡高校のペナルティーゴール失敗もあります。やはり勝負の世界に‘たら’‘れば’はありません。見ていて最後まで勝負の行方がわからない、スリリングな試合でした。 第4試合の秋田工業高校の強さは圧巻でした。FWには体格に恵まれた選手が多く、大学生にも負けていないくらいでした。気候の面などでは北国で大変寒く不利なこともあるのでしょうが、それにも負けず大変レベルの高いチームでした。 私が一番注目したのは、第3試合で勝利した奈良県代表御所実業高校の1年生WTB竹山君です。この試合でも見事なランを見せ独走トライを決めていました。実は私は竹山君が小学生の時にスクールでプレーする姿を見たことがあります。竹山君は小学生の時から卓越した技術とスピードを持っていましたが、更に感心したのは礼儀正しさと素直さでした。これらを兼ね備えているから順調に才能を伸ばしていっているのでしょうね。竹山君の今後の活躍が楽しみです。 組み合わせ抽選の結果、御所実業高校の次の相手は強豪秋田工業高校です。とても楽しみな一戦です。 個人的にはベストエイトが激突する1月3日の試合が、最もおもしろいと思います。民間のTV放映がないのが残念です。(1月5日の準決勝からはTV放映があります。) |

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新年、明けましておめでとうございます。新年にあたり皆様のご健康とますますのご発展をお祈りいたします。 クリニックも早いもので、来月で開業2周年となります。 今年もスタッフ共々精進して、皆様により良い医療サービスを提供できますように一層努力いたしたいと存じます。クリニックの理念とクレド(信条)の実現に邁進して参りたいと思っております。 今年もよろしくお願い致します。 |
