日本医師会企画、日医ニュース、健康プラザNo.549は「入浴中の事故~ヒートショックと入浴熱中症~」で、指導は千葉科学大学危機管理学部保健医療学科救急救命学コース教授黒木尚長先生でした。 高齢者に多いと報じられる入浴中の事故ではヒートショックが有名ですが、黒木尚長先生によりますと、高齢者の入浴事故ではヒートショックが7%で、入浴熱中症が84%であるということです。 黒木尚長先生によりますと、高齢者は熱さを感じにくく、小さな子供や瘦せた人は体が温まりやすいので、入浴熱中症に対して要注意であるそうです。また自律神経の働きを高める方法の一つである温冷交代浴はヒートショックと同じことなので、高血圧症や心臓に病気のある方には危険であるということです。 入浴事故を防ぐ工夫として、黒木尚長先生がまとめてくださった表が参考になりますね! |