ロコモとは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略称で、運動器の障害により、足腰が弱くなり、進行すると将来要介護や寝たきりになる危険性が高くなる状態をいいます。 日本臨床整形外科学会運動器健診後受診調査結果によりますと、運動器健診で指摘が多かった3項目は、側わん症や不良姿勢、しゃがみ込みできない、前屈できない・痛い、であったそうです。 生活・運動習慣の変化により、子どもの運動器機能に異変が起こっており、転びやすい・転んだとき手をつけずに顔面をうってしまうなどにより、この30年で骨折発生率は3倍になっているそうです。ねこ背、アゴだし、骨盤後傾などの不良姿勢も目立ってきているそうです。 「健康長寿」には小児期からの観察・見守りが大切で、まずは姿勢を正して、肩甲骨、骨盤を積極的に動かして、「よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ」習慣が勧められます。 |