日本医師会企画、日医ニュース、健康プラザNo.535は「インフルエンザワクチン接種を受けよう」で、指導は川崎市健康安全研究所所長岡部信彦先生です。 岡部信彦先生によりますとインフルエンザワクチンは完全にインフルエンザを抑え込むことはできませんが、65歳以上の高齢者の発病を半数近くに減らし、死亡を80%程度阻止するということです。また、6歳未満の小児の発病防止には50~60%程度有効であるそうです。ワクチン接種は自分のためでもあり、人のためでもあるということです。 岡部信彦先生によりますとインフルエンザワクチンは新型コロナウイルスには効果はありませんが、肺炎を起こしやすい両方にかかるダブルパンチを防ぐ効果はあるので、「マスク・手洗い・手指消毒」などの共通の予防法で、インフルエンザにも新型コロナにもかからないように予防することを勧めておられます。 今年は例年に増して、インフルエンザ予防接種の需要が高まりそうですね。 |