日本医師会企画、日医ニュース、健康プラザNo.529は「色はいろいろ~自分の色覚の特性を知ることが大切~」で指導は日本眼科学会常任理事柏井真理子先生です。 柏井真理子先生によりますと色の見え方には多様性があり、生まれつき色の見え方が多くの人と少し違う人がいて、日本人では男性は約20人に1人、女性は約500人に1人であるそうです。男性の割合が多いことに驚きました。 決して白黒の世界ではなく、カラフルな見え方ですが、混同しやすい色が多くの人と異なるということです。日常生活ではほとんど困らなく、自分の色覚の特性に気づいていない場合も少なくないそうです。 色覚検査は学校保健安全法施行規則の改正により、学校での定期健康診断において必須項目ではなくなっているが、希望すれば多くの学校で色覚のスクリーニング検査を受けることができるということです。進学や就職の直前に困らないよう、また日常生活の注意点を知るためにも、なるべく早く自分の「色覚の特性」を知っておくことが大切であるということでした。 |