Moving Vol.34の巻頭インタビュー「私と運動器」はTVプロデューサー石井ふく子さんです。石井ふく子さんは年齢90歳を超えておられ、世界最高齢の現役TVプロデューサーであるそうです。日本を代表する名作ホームドラマ「渡る世間は鬼ばかり」は1990年に放送開始し、もう30年になるそうです。この番組を知らない人は、あまりいないでしょうね。ほかにも「肝っ玉かあさん」や「ありがとう」などの作品も手がけたそうです。 石井ふく子さんは「立って仕事をすること」が大事であると考えており、実践しているそうです。長時間座っていることの、健康への悪影響も報告されていますので、これは重要ですね!「人の年齢というのは、意識次第で変わるものです。」とおっしゃる石井ふく子さんの言葉には重みがありますね! 2019年度「運動器の健康・奨励賞」顕彰事業紹介では、医療法人社団淀さんせん会金井病院、NPO法人健康支援わくわく元気ネット、特定非営利活動法人名古屋整形外科地域医療連携支援センター、一般社団法人こみゅスポ研究所、岡山大学整形外科が、その活動内容を紹介されています。 運動器面白ゼミナールでは東京健康リハビリテーション総合研究所所長・東京大学名誉教授武藤芳照先生が「ふるえる手」について紹介されています。手のふるえの代表例であるパーキンソン病に罹患していた著名人として、アルドフ・ヒトラー、ブレジネフ、江戸川乱歩などがいるそうです。また武藤芳照先生と関わりのあった永六輔さんは、パーキンソン病であることを公表して仕事を続け、社会にこの病気への理解を広める努力をされていたそうです。 |