Moving Vol.31では「スポーツ選手の腰痛について」を徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学教授西良浩一先生が解説しておられ、スポーツ選手に腰痛が多い理由やスポーツ選手の腰痛パターンについて述べておられます。西良浩一先生によりますと、腰痛リハビリの原則は「腰は休めて胸郭、骨盤は動かす」ことであるそうです。腰が痛くなる理由は「脊椎-骨盤-下肢」が連動して動く際に、その周辺の筋肉や腱が硬いせいで「脊椎」ばかり負担がかかってしまうからなのだそうです。西良浩一先生のお勧めのストレッチは太ももの裏と表(ハムストリングスと大腿四頭筋)を柔軟にするストレッチでした。 巻頭には、日本が誇る世界的オペラ歌手中丸三千繪さんで、故ダイアナ妃との約束のエピソードや毎日運動を続けていることなどが紹介されています。 病気や事故により上肢または下肢の切断障害がある人々により行われるサッカーであるアンプティサッカーの紹介もあります。パラリンピックの種目に選ばれることがアンプティサッカー関係者の夢だということでした。 どれも興味ある内容ですね。 |