本日第54回ラグビー日本選手権が秩父宮ラグビー場で行われ、テレビ放送で観戦しました。今シーズントップリーグ王者のサントリーが前回覇者のパナソニックに15対10のスコアで勝利しました。 試合は後半途中まで3対3のロースコアーでしたが、途中パナソニックが今試合唯一のトライを挙げて逆転し、サントリーがペナルティーゴールを重ねて再逆転、パナソニックの反撃を固いディフェンスで逃げ切りノートライでしたが逆転勝利しました。ロースコアーだったのは両チームのディフェンス力が高かったからで、ハイレベルな攻防は緊張感の高い見応えのある試合でした。 昨シーズン、サントリーはトップリーグ9位であったそうです。たった1年で、見事な立て直しですね。首脳陣と選手のベクトルが見事に一致したということなのでしょうか?試合後の監督インタビューでは、沢木監督は嬉しさを押し隠している様子に見えました。 サントリーのジョージ・スミス選手(オーストラリア代表キャップ111!)やパナソニックのヒーナン・ダニエル選手を始め、両チームで出場していた数人のオーストラリア人選手はブレイクダウンの強さとリアクションの速さが際立っていますね。こんなにハイレベルな選手の出場する試合を見ることができるのは、本当に楽しい限りです。 1ヶ月後からはサンウルブズのスーパーラグビーでの試合が始まるそうです。両チーム所属の選手も多数出場するのでしょうから、体調管理も難しいでしょうね。トップレベルの選手は体を休める間もないですね。少し心配になります。心身共に調子を整えて、日本ラグビーを牽引していって欲しいと思っております。 |