梅田悟司著「やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。」を読みました。
梅田悟司氏は著明なコピーライターですが、4ヶ月半育児休暇を取得して「育休を4ヶ月取得して感じたこと」をTwitterに投稿して大反響となったそうです。
梅田悟司氏によりますと、本書で実現したいのが、名もなき家事の「見える化」だそうです。
「家事は無限にある。だからこそ、完璧はありえない。不完全でいいじゃないか!」by梅田悟司氏。確かにその通りなのでしょうね~。やってみると愕然とするのだと思います。
おかげさまで開院9周年を迎えることができました。ひとえに地域の皆様ならびにスタッフを含め関連する全ての方々のご尽力の賜物と深く感謝いたしております。
これからもご期待に添えるように、丁寧で安全、確実な診療を実践してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
秋山整形外科クリニック院長
膝関節は屈曲制限よりも伸展制限を改善する方が重要になります。とくに膝関節完全伸展を獲得することは膝の治療を考える上で最も難しく重要であると思われます。
日常生活の活動動作で立位保持、立ち上がり動作、歩行は必ず行われ必要です。しかし、完全屈曲である正座が出来なくても日常生活上では、困ることは少ないと考えられます。
膝関節完全伸展位、つまり立位姿勢の場合、解剖学的に大腿骨と脛骨による支持性が起き、骨のロックによる安定性が確保されています。また、膝関節は靱帯の関節とも呼ばれ、「内側側副靭帯、外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯」の4つの靱帯が骨による支持性と共に静的安定化機能として働きます。例えば変形性膝関節症の患者さんに伸展制限がある場合(スクワットが続いている状態)、活動動作時に常に筋が働き負担がかかっています。つまり損傷・炎症が常時、関節、軟部組織に起こり疼痛が誘発されます。
理学療法では膝関節の伸展制限を改善することにより、静的安定化機能を促し膝関節の支持性および安定性を高めて行きます。
リハビリテーション室長 見田忠幸