おかげさまで開院9周年を迎えることができました。ひとえに地域の皆様ならびにスタッフを含め関連する全ての方々のご尽力の賜物と深く感謝いたしております。
これからもご期待に添えるように、丁寧で安全、確実な診療を実践してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
秋山整形外科クリニック院長
膝関節は屈曲制限よりも伸展制限を改善する方が重要になります。とくに膝関節完全伸展を獲得することは膝の治療を考える上で最も難しく重要であると思われます。
日常生活の活動動作で立位保持、立ち上がり動作、歩行は必ず行われ必要です。しかし、完全屈曲である正座が出来なくても日常生活上では、困ることは少ないと考えられます。
膝関節完全伸展位、つまり立位姿勢の場合、解剖学的に大腿骨と脛骨による支持性が起き、骨のロックによる安定性が確保されています。また、膝関節は靱帯の関節とも呼ばれ、「内側側副靭帯、外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯」の4つの靱帯が骨による支持性と共に静的安定化機能として働きます。例えば変形性膝関節症の患者さんに伸展制限がある場合(スクワットが続いている状態)、活動動作時に常に筋が働き負担がかかっています。つまり損傷・炎症が常時、関節、軟部組織に起こり疼痛が誘発されます。
理学療法では膝関節の伸展制限を改善することにより、静的安定化機能を促し膝関節の支持性および安定性を高めて行きます。
リハビリテーション室長 見田忠幸
2月24日にadsホールにおきまして、「ふれ愛・認め愛・支え愛~共生社会の実現を目指す講演会~」が開催されるそうです。
名張市によりますと、例年2月頃に実施している「トーク&コンサート~障害のある人もない人も共に暮らしやすいまちを目指して~」と「男女共同参画推進フォーラム」を共同開催するもので、特定の施策分野・対象に限らずに、広く「共生社会」のあり方を考える初めての試みであるということです。
第1部は、ともに生きる「トーク&コンサート」で、講演は「あきらめない心~片腕があたえてくれた夢~」、講師は伊藤真波さんです。伊藤真波さんは障害を乗り越えてパラリンピックに出場、バイオリニスト、看護師として前向きに夢を叶え続けているそうです。
第2部は男女共同参画推進フォーラムで、講演は「大家族!石田さんチから学ぶお父ちゃんの役割」で講師は石田晃さんです。石田晃さんはテレビ放映でおなじみの7男2女11人の大家族・石田さんチの”お父ちゃん”で個性あふれる家族とのかかわりを等身大の言葉で講演していただくそうです。
時間は13時から16時で、入場無料、申込不要ということです。