環境省提供のリーフレット
環境省によりますと、令和3年4月から熱中症の危険性が極めて高いと予測される場合に、新たに暑さへの「気づき」を呼びかけ国民の熱中症予防行動を効果的に促す「熱中症警戒アラート」がテレビ、防災無線、SNSを通じて発信されているそうです。
熱中症警戒アラート発表時は、外出をできるだけ控え暑さを避けて、外での運動は原則中止、延期が勧められるそうです。エアコンを適切に使用し、暑さ指数を確認し、普段以上に「熱中症予防行動」の実践が推奨されるということです。熱中症のリスクが高い方への声かけも大切ですね!
当クリニックでは下記の期間を夏季休業とさせていただきますので、ご案内いたします。
休業期間中は何かとご迷惑をおかけすることと存じますが、ご容赦くださいますように何卒よろしくお願い申し上げます。
夏季休業期間 令和4年8月11日(木)~令和4年8月15日(月)
滑液包は水分(滑液)が閉じ込められた閉塞性の膜状の組織です。脂肪体は皮下脂肪の脂肪組織とは違う柔軟性があり流動性のある脂肪組織です。人間の身体はバラバラになっている骨が関節包、靱帯、筋で繋がり筋が収縮することにより、骨が関節構成体として動き関節機能が働きます。関節構成体の軟部組織が動いた場合、腱と骨、靱帯と骨の組織間では摩擦、ストレス、損傷が起きます。常に軟部組織は損傷の危険に晒されています。人の生体防御反応として少しでも、そこにかかる負担を減少させようと滑液包、脂肪体が効果的に存在します。身体の中でも安定性と可動性が求められる膝関節は脂肪体、滑液包ともに豊富に存在します。また、豊富に存在する両軟部組織は疼痛の要因にもなります。
理学療法は脂肪体、滑液包が拘縮、癒着によりメカニカルストレスに対して疼痛を発症した時、柔軟性、滑走性の獲得を目的に癒着剥離操作、筋の収縮・滑走性促進などの治療を進めます。滑液包炎などケミカルストレスに対しては注射など医師の治療が必要となります。
リハビリテーション室長 見田忠幸