三重大学医学部付属病院がんセンター主催の第14回市民公開講座が3月7日に三重県総合文化センターで開催されるそうです。
三重大学附属病院のがんセンター、光学医療診療部、消化管外科、外来化学療法部、栄養診療部、緩和ケアセンターから各先生方が「胃がん・大腸がんについて」解説してくださるそうです。
県内在住の方のみご参加いただけるそうですが、当院でも申し込み用紙をお預かりいたしておりますので、ご所望の方はお申し付けくださいませ。お申し込み締切日は2月17日で先着順とのことです。
おかげさまで開院10周年を迎えることができました。これもひとえに支えてくださっている皆さまのおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
これからもクリニックの理念を実現するように、日々精進する所存です。皆さまには変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
先日、朝のミーティングの時にクリニックスタッフの皆さまから、サプライズでお祝いのお花を頂戴いたしました。ミーティングの前に、処置室にお花を置いてくれていたようです。私は全く気づきませんでしたので本当にびっくりしましたが、とても嬉しかったです。
スタッフの皆さま、本当にありがとう!
元気をもらいました。
秋山整形外科クリニック院長
皆さんはロコモティブシンドロームという言葉をご存知でしょうか?ロコモティブシンドローム(以下ロコモ)とは、加齢に伴う運動器の障害、すなわち運動機能の低下や運動器疾患により、歩行や立ち座りなどの移動機能が低下した状態と定義されています。日本では高齢化が進み、2007(平成19)年には超高齢化社会となっており、今後介護に関わる財政コスト、マンパワーや施設が不足する懸念が大きくなってきています。
このような現状を解決する対策として、自立した高齢者を増やすこと、要介護状態に移行する高齢者を減らすことが重要であるとされています。転倒、骨折、関節疾患などの運動器障害が要介護者の4分の1に達している現状から、運動器疾患を予防改善することが大切であり、そのためにはロコモの状態になっていないかを評価するする必要があると言えます。
ロコモのリスクを評価したりロコモを判定する方法として、日本整形外科学会はロコモーションチェックとロコモ度テストを推奨しています。このロコモ度テストの判断基準にロコモ度3が追加されました。ロコモ度3は、「移動機能の低下のため、社会参加が制限されている状態」で、何らか運動器疾患の治療が必要になっている可能性があり、整形外科専門医の受診を推奨する段階」と定義されています。
骨粗鬆症マネージャー 石山瑞穂
参考文献
OPJリエゾン 2020 第4号 ライフサイエンス出版株式会社
運動器リハビリテーションシラバス改訂第4版 南江堂