「健康な子ってどんな子?」を読みました。
著者は健和会病院副院長小児科和田浩先生です。
和田浩先生は一昨年の伊賀地区学校保健研修会で「小児医療現場での子どもの貧困」という講演をして下さいました。
本書を読みますと「第Ⅰ部健康な子ってどんな子?」では子どもが体調を崩したときの対処法、「第Ⅱ部子どもの病気を正しくわかる」では子どもがかかるいろいろな病気、約20についての解説、「第Ⅲ部子育て支援で大切にしたいこと」では子どもの母親へのアドバイスを紹介しています。
第Ⅲ部では「イマドキのお母さんはがんばっている」と和田浩先生は子どものお母さんたちの応援をしておられます。とても温かい和田浩先生からお母さんたちへのエールですね!
8月18日のジャパンラグビートップリーグ2017-2018開幕を控えて、“トップリーグの逆襲”というプロモーションムービーを見ました。
2015年ラグビーワールドカップイングランド大会で南アフリカ代表を破った劇的な勝利をはじめとする日本代表の活躍後に日本中で巻き起こったラグビーブームに現在やや陰りの見られる状況で、2019年ラグビーワールドカップ日本大会の成功にむけて日本ラグビー最高峰であるトップリーグの盛り上がりは欠かせません。
もう一度、あのラグビーブームを盛り返してもらいたいものですね。
当クリニックでは下記の期間を夏期休業とさせていただきますので、ご案内いたします。休業期間は何かとご迷惑をおかけすることと存じますが、ご容赦くださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
夏期休業期間 2017年8月13日(日)~2017年8月15日(火)
関連痛とは、患部ではないところに生じる痛みのことであり、日常診療の中では、肩関節周囲炎における運動時痛や夜間痛などがこれにあたるのではないかと考えています。肩関節周囲炎では、患部は肩関節であるにも関わらず、上腕の近位外側部や肘関節の外側部などで痛みが生じます。そのため、「肩だけじゃなく、他の所も痛くなってきた。」という訴えをよく耳にします。そのため、痛みが生じる部位(ここでは上腕近位外側部や肘関節外側部など)を圧迫してみて、「圧痛」があるかどうかを確認することが重要になります。もしそこで圧痛があるのであれば、圧迫した部位に何か悪いものがあるのではないかと言えるのですが、ほとんどの場合、痛みが生じている部位での圧痛は認めません。そのため、疼痛を引き起こしている組織は痛みが生じている組織とは別であるということがわかります。
当院の理学療法では、このような確認作業(評価)を行い、原因組織が何であるのかを鑑別しながら運動療法を行っています。
リハビリテーション科 小野正博