骨は絶えず新陳代謝をしており、健康な骨を維持するには骨を壊す破骨細胞と骨を作る骨芽細胞の数のバランスが重要と言われています。
骨粗鬆症はバランスが崩れ、破骨細胞が多くなった状態です。骨粗鬆症の方は日本では1千万人以上いると推測されます。破骨細胞が作られるのに関係する物質と反応する酵素があり、紅茶に含まれるTF-3というポリフェノールの一種によって酵素の働きを抑制することが最近の研究でわかってきました。
体重60kgの人が3日に1回60杯を飲むと、破骨細胞の数が減り健康な骨に改善されるそうです。カルシウムの摂取と合わせてTF-3ポリフェノールを摂取すると、骨粗鬆症の予防や症状の改善につながると将来に期待できそうです。
リハビリテーション室長 見田忠幸
今日、第32回平城京新春マラソン大会が開催されました。妻と一緒に10kmの部に出場しました。
この大会の参加は今回が初めてです。32回も続いているとは、歴史のある大会ですね。今日は素晴らしい天気で、マラソン日和でした。
本大会は小学生が2.5kmの部、中学生以上と大人は5kmと10kmの部に分かれています。平城京跡周回コース2.5kmを10kmの部の場合は4周走ります。10kmの部は男女合わせて904人の参加で、私はほぼ最後尾からゆっくりと走っていましたら1周過ぎたところで先頭の選手に抜かされてしまいました。この後少しはペースを上げましたが、準備不足もたたって先頭の選手には最後の方にはなんと2回も抜かされてしまいました。たった4周のレースで2周の周回遅れって…、先頭の選手に感心するやら、自分の不甲斐なさに落胆するやら…、でした。
平城京跡は今まで行ったことがなかったのですが、近鉄西大寺駅から徒歩10分足らずと非常に便利なところにあります。平城京跡周回コースはとても走りやすいコースですが、街灯もあまりなさそうでしたので時間が遅くて暗いとジョギングはできなさそうでした。本大会は「奈良走ろう会」主催ということでしたが、手作りのアットホームな感じがよかったです。ボランティアの方も名簿で見て、直接名前を呼んで応援してくれたりしていました。
今度はもう少し準備して、また参加したいと思いました。
第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会も今日は準々決勝です。本日も医務委員として参加しました。
今日はベストエイトの激突、しかも地元近畿勢が5チームも勝ち上がっているということもあり、今までに見たことがないくらい観客席が大勢の観客の方で一杯でした。メインスタンド、バックスタンドはもちろんのことゴールポスト側のサイドスタンドまで一杯になっていました。好天と最近のラグビー人気が後押ししたのかもしれません。それにしても今年の正月は暖かいですね。12月30日といい今日といい、いつもの花園の全国大会では考えられないほどのポカポカ陽気でした。本当に暖冬ですね。
今日は、全ての試合が第1グラウンドで行われました。第4試合の大阪第二地区代表大阪桐蔭高校と福岡県代表東福岡高校の試合はとてもハイレベルで熱戦となりました。両チームともFWの選手は高校生とは思えないほどの立派な体格で、FWのぶつかり合いも迫力満点でした。BKの選手もスピード、スキルともに優れており終盤まで拮抗した試合展開でしたが、最後は東福岡高校が押し切りました。本当に素晴らしい試合でした。両チームの選手に心から拍手を送りたいです。
例年ですと、この後1月5日に準決勝、1月7日に決勝というスケジュールですが、今年は少し間が空いて1月7日に準決勝、1月11日に決勝というスケジュールです。今までは高校生の冬休み期間に合わせた試合日程であったのでしょうが、1日おきに試合が5試合も6試合も続くのはやはり無理があると思われます。これだけ激しい試合をしている選手の体がそんなに短期間に回復しているとは思えません。将来ある選手たちのケガのことも心配です。選手の体を第一に考えたスケジュールを願わずにはおれません。