2013 年 11 月 のアーカイブ

受付事務・リハビリスタッフ (パート)、看護師(正職員、パート)募集のお知らせ

2013年11月10日(日) スタッフ採用1新着情報

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受付事務・リハビリスタッフ (パート) 、看護師(正職員、パート)を募集しています。

 
<応募>履歴書をクリニックまで郵送して下さい。後日面接日時をお知らせ致します。 〒518-0752 名張市蔵持町原出769番1 秋山整形外科クリニック 応募締め切り11月22日(金) ※ まずは気軽にクリニック受付まで電話でお問い合わせ下さい。 TEL: 0595-62-7000

 

(1)受付事務・リハビリスタッフ (パート)

<職務内容>
・クリニックでの受付及び会計業務(電子カルテ使用)
・患者様対応及び電話対応
・リハビリ室での患者様の誘導・補助及びリハビリ機器の操作
・レントゲン撮影介助
・その他、清掃等

※ 経験者の方(優遇)

<給与>
・時給850円

<勤務時間>
1)08:40~12:10
2)14:55~19:00
月、火、水、金は午前午後、木、土は午前、日祝は休み
※ 勤務時間、シフト勤務は相談に応じます。お気軽にご相談下さい。

<休日>日曜、祝日、木曜午後、土曜午後

<資格>
[学歴] 不問
[経験等] パソコン操作(定型フォームの入力)、医療事務及びリハビリの経験あれば尚良し
[免許資格] 不問

<その他>
[加入保険] 雇用/労災/健康/厚生
[定年制/再雇用] あり 一律 60歳/あり 65歳まで
[マイカー通勤] 可
[通勤手当] 実費支給(条件あり)
[制服貸与]

 

(2) 看護師(正職員)

<給与>

24万円から(経験者優遇)

21万円から(経験の少ない方)

<勤務時間>

月、火、水、金曜 8時30分から19時15分 うち休憩時間12時00分から14時45分

木、土曜 8時30分から12時30分

<休日>
日曜、祝日、木曜午後、土曜午後

<その他>
[待遇] 昇給年1回、賞与年2回
[加入保険] 雇用/労災/健康/厚生
[定年制/再雇用] あり 一律 60歳/あり 65歳まで
[マイカー通勤] 可
[通勤手当] 実費支給(条件あり)
[制服貸与]

 

(3)看護師(パート)

<給与>
・時給 午前1300~1400円、午後1400~1500円から

<勤務時間>
1)08:40~12:10
2)14:55~19:00
月、火、水、金は午前午後、木、土は午前、日祝は休み

<休日>
日曜、祝日、木曜午後、土曜午後

<その他>
[加入保険] 雇用/労災/健康/厚生
[定年制/再雇用] あり 一律 60歳/あり 65歳まで
[マイカー通勤] 可
[通勤手当] 実費支給(条件あり)
[制服貸与]

※ 勤務時間、シフト勤務は相談に応じます。お気軽にご相談下さい。

リハビリ通信 No.91 関節可動域検査について

2013年11月10日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

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私たち理学療法士は、リハビリ室に訪れた患者様に対して、すぐに治療を行うのではなく、患者様の症状や障害を把握するために評価を行います。その後、評価で得た情報を分析・考察し、目標設定と治療プログラムの立案を行います。理学療法で行う評価には、以下のものがあります。関節可動域測定や筋力検査、感覚検査、片麻痺機能検査などたくさんの評価項目に分けることができます。

今回は関節可動域検査についてお話していきます。関節可動域測定とは、各関節を自動的にあるいは他動的に動かしたときの関節の運動範囲を測定することをいいます。測定する際に必要となる器具を角度計(ゴニオメーター)といい、2本の腕木があり、その中心を支点として腕木を動かすことにより角度を測定します。関節運動は、筋肉などの軟部組織が正常に働くことによって行われますが、これらに異常(軟部組織の拘縮や骨変形)があると関節可動域制限が生じます。

私たち理学療法士は、関節可動域測定を行うことで、関節運動を阻害している因子を発見したり、治療効果の判定など知ることができます。

リハビリテーション科 服部 司

待ち時間のお知らせ (11月5日~11月9日)

2013年11月09日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

11月5日~11月7日

日本体育協会公認スポーツドクター研修会

2013年11月07日(木) 院長ブログ

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先日、日本体育協会公認スポーツドクター研修会が和歌山市で開催され出席しました。

今回のテーマは「ドーピング防止活動の最近の動向」、「日本におけるスポーツ外傷サーベイランスシステムの構築」、「スポーツ選手の脊椎障害と内視鏡手術」、「スポーツに関連した突然死とその予防」でした。

2020年東京オリンピック招致成功を受けて、日本のスポーツ界では様々な動きがあるようです。2020年に向けて、どんどん盛り上がっていくといいですね。

ドーピングに関してはまさにスポーツ界の負の側面でしょう。ドーピングはスポーツの価値を否定し、フェアプレイの精神に反し、競技者の健康を害し、反社会的行為であるなどということから厳格に禁じられています。ドーピング違反に対する制裁措置が現在2年間資格停止ですが、今後4年間に延長される可能性があるということです。今までは尿検査だけでしたが、これからは血液検査も施行されるようです。また今回の東京オリンピック招致成功には、ライバル国に比べてドーピングに関して日本がクリーンであるという評価が高かったという側面もあるようです。

スポーツ外傷サーベイランスでは、部活動中のスポーツ外傷の発生率は約10%で、1年間に10人に1人が受傷する割合だそうです。

中高生の部活動中の重症頭頸部外傷は種目ではラグビー、柔道、体操などの競技に多く、特に高校生ラガー、中2、高1の柔道選手に発生率が高いようです。

中高生の部活動中の膝前十字靱帯損傷は、女子が男子の3倍の発生率で起こるようです。種目別では男子では高校生ラガー、高校生柔道選手、女子では高校バスケットボール選手に多く発生し、特に高校女子バスケットボール選手では1年間で100人に1人の部員が膝前十字靱帯損傷を受傷しているそうです。中高生の部活動中の膝前十字靱帯損傷は増加してきており、年間3000件も起こってきているそうです。これには何らかの対策が必要ですね。

中高生の部活動中の足関節捻挫は、女子が男子の2倍の発生率で起こるようです。種目別ではバスケットボール、バレーボール、サッカー、ラグビーなどに多く発生する様です。男子では中2、高2のバスケットボール、バレーボール選手、女子では中学バスケットボール選手に多いようで、1年間に20人に1人の部員が足関節捻挫を受傷する様です。これにも何らかの対策が必要と思われます。

日本におけるスポーツ外傷サーベイランスシステムの構築として、全国的なスポーツ外傷統計は児童、生徒以外は十分とは言えず、特に大学生、社会人での取り組みが必要であるとのことです。スポーツ外傷・障害の予防プログラムの開発や検証については、各競技で進めていき、長期的に継続してみていく必要があるということでした。

スポーツ選手の腰椎椎間板ヘルニアに対しては、内視鏡手術と術後のアスレチックリハビリテーションを施行することにより、94%が2ヶ月以内にスポーツ復帰が可能であったそうです。

スポーツ中の突然死の頻度は20万人に1人の割合で、一見健康な若い運動選手が運動中に心室頻拍または心室細動を突然発症し、急死してしまいます。男性は9倍多く罹患し、アメリカではバスケットボール選手、フットボール選手、ヨーロッパではサッカー選手、日本では剣道選手のリスクが高いそうです。

肋骨、胸骨、心臓自体の構造的異常がなくても、前胸部の打撲で心室細動が誘発されて起こる心臓振盪は、野球、ホッケー、ラクロス、空手などの打撃系のスポーツでよく起こります。2007年に岸和田市で高校野球の試合中に胸部に打球を受けた選手がその場で倒れ、心肺停止状態になった事例がありました。観戦していた同市消防本部の救急救命士がAEDを使うなどしたため、一命を取り留めたそうです。

心臓突然死を防ぐためには心電図なども含めた健診を受けることとともに、失神の既往などの問診、家族内(3親等以内)突然死の既往などの家族歴が重要です。

研修の時に日本体育協会の方に配って戴いたのですが、日本体育協会では「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンを行っているそうです。日本体育協会の考えるフェアプレイには行動としてのフェアプレイとフェアプレイ精神(フェアな心、魂)の2つの意味があるそうです。具体的な行動としては「あくしゅ、あいさつ、ありがとう」の実践を掲げています。2020年東京オリンピックに向けて、フェアプレイの精神と気運が日本で拡がっていくといいですね!

第38回日本足の外科学会

2013年11月04日(月) 院長ブログ

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10月31日、11月1日に仙台市の仙台国際センターで第38回日本足の外科学会が開催され、1日目に参加致しました。

4つの講演会場とポスターセッションが同時に行われ、大変盛況な学会でした。

基調講演は日本足の外科学会理事長木下光雄先生が「日本足の外科学会の現状と課題」を講演されました。本学会の歴史から、世界における本学会の立ち位置、進むべき方向などを示して下さいました。また哲学者中村雄二郎著書「臨床の知とは何か」や野口裕二著書の「ナラティブ・アプローチ」を紹介して下さり、木下光雄先生の幅広い見識の深さが伺えました。

「アスリートのスポーツ傷害に対するLIPUSの効果」を帝京大学整形外科松下隆先生が講演されました。LIPUSは低出力超音波パルス治療法のことで、体表に置いたプローブから照射されるパルス波が骨折部を機械的に刺激することにより、骨癒合期間を短縮させる非侵襲的な治療法です。骨折の骨癒合期間は38%短縮されるというデータがあるそうです。現在、難治性骨折や新鮮骨折に対する観血的手術症例などに保険適応がありますが、疲労骨折や偽関節に対しても効果が見込めるそうです。またLIPUS照射により線維芽細胞が誘導されることから、軟部組織損傷に対する効果も期待されています。保存治療に抵抗した短距離走者のアキレス腱症にLIPUSを応用したところ、治療開始後3ヶ月で競技復帰した症例を紹介して頂きました。

今学会では創傷治癒のセッションの座長を務めさせて頂きました。皮膚欠損創に対して陰圧閉鎖療法や遊離筋皮弁を用いた治療経験の演題でしたが、いずれも困難な症例をうまく治癒に導いている報告でした。