今日は名張市応急診療所の当番で、午前9時から午後11時まで勤務していました。
外は一日中雨で、夕方には雷も鳴る荒天でしたね。
まだインフルエンザの方はあまりおられませんでしたが、嘔吐や下痢症状の胃腸カゼは随分流行っていますね。まずは手洗い、うがい、摂生、体調管理ですね。
皆様、どうぞお気をつけください。
宮田重樹先生の「100歳までひとりで動ける体をつくる!」を読みました。
色々なトレーニング方法がほぼ2ページずつの見開きで見やすい写真と的確な解説、アドバイスと共に簡潔に紹介しています。とてもわかりやすいですね!
宮田先生によりますと、この本では年寄りといわれる前に方々から、年寄りの仲間に入ったばかりの方々まで、今より10年若々しい体を取り戻すことができる運動を選びましたということです。
皆様、是非ご覧ください。
骨は骨折しても治癒する能力を備えています。ただし、骨のつきやすさには個人差があります。一般的に骨折部のズレや動きが少なく、骨折部に元気な細胞が多ければ、骨はつきやすいといわれています。
骨折の治療には、保存療法と手術療法があります。例えば、保存療法で治す場合は、骨折部がグラグラしないようにギプスなどで固定して骨がつくようにします。また、手術をする場合は、皮膚などの組織を切開し、金属製の板やピンなどを用いて骨を止めることで、ズレと動きを防ぎます。
骨折の治療の際に注意すべきことは、しっかりと固定できて骨折が治っても、その周囲の軟部組織が動かなくなると日常生活に支障をきたしてしまうということです。骨折部がグラグラしない限りは、その周囲の関節や筋肉は動かした方が良い場合が多く、必要以上の安静はかえって良くありません。
骨折の際には、受傷の外力によって周囲の軟部組織も損傷を受けていることが多く、関節の周囲は腫れが生じます。そこに、固定に伴う不動状態が続くと、時間の経過とともに組織が硬くなってしまいます。そのため、骨折後に固定期間が長くなる場合は、いかに早期から関節が固まらないように適切な運動を行うかが機能を再獲得するために重要となります。
リハビリテーション科 奥山智啓
先日、名張市役所生活環境部環境対策室、名賀医師会から「セアカゴケグモにご注意!!」と注意喚起の連絡がありました。名張市では平成20年度からセアカゴケグモが継続的に発見・駆除されているそうです。
セアカゴケグモは黒い体に赤い模様を持つのがメス(成体)で体長は7~10mm。メスにかまれると患部がはれて痛み、毒が全身に回った場合には発汗や吐き気、頭痛などの症状が出ることがあります。屋外ブロックやプランター、庭石の隙間や排水溝、マンホールの裏などにもいるらしくて注意が必要ですね。
緊急の際には抗毒素血清接種の必要性もあるそうですが、抗毒素血清は国内では医薬品の承認を受けていないそうです。これはちょっと驚きですね。