2012 年 1 月 のアーカイブ

全国高校ラグビー決勝

2012年01月09日(月) 院長ブログ

1月7日に全国高校ラグビー決勝が行われ、診療が終わってすぐにテレビで観戦しました。結果は東福岡高校が36-24で東海大仰星高校に勝利しました。

東福岡高校は部員が114人、東海大仰星高校も100人を超える部員を抱えており、15人を揃えるのに四苦八苦している高校が多くあることを考えてもそのレベルの高さが分かります。試合内容はとてもハイレベルなものでした。また両チームとも攻撃の意識が高く、球をつなぐ技術の高さ、反則の少なさは驚きでした。東海大仰星高校も東福岡高校に負けないくらいにターンオーバーを繰り返しており、両チームともに守備の意識と技術もとても高いものでした。

序盤の攻防で東海大仰星高校はもっと着実に地域を取りに行く手段もあったと傍目には思ったのですが、東福岡高校のエースFB藤田選手のプレッシャーを感じていたのかもしれません。また東福岡高校の守備力が強かったということでしょう。序盤に差がついてしまったのは、少し残念に思いました。

東海大仰星高校のエースWTB近藤選手が東福岡高校FB藤田選手のタックルをかわしてとったトライは見ていてわくわくする素晴らしいものでした。この2人の選手のマッチアップは本当に最高で、2019年に日本で開催されるワールドカップでは彼らが日本チームを牽引していることでしょう。

この試合は地力で上回った東福岡高校が勝利しましたが、ゲームの見所は終了間際にもありました。ホーンが鳴り、ラスト1プレー。17点リードで東福岡高校ボール。もう勝利は確定しています。そこでなんと東福岡高校は攻撃をしてもう1トライを取りに行ったのです。こんなことは他のスポーツでは考えられないかもしれません。すでに勝敗は決しているのですから。そこから凄かったのが東海大仰星高校の守備とつなぎでした。球を奪い返して今度は攻撃につなげ、何度かペナルティーを獲得し最後はトライまでつなぎました。圧巻でした。

ラグビー人気とラグビー人口が低下している中、見ていてわくわくする魅力あるラグビーが求められていると思います。スポーツの人気はプレーする人たちももちろんですが、プレーしない観客の立場である大多数の人をどれだけその魅力の虜にするかだと思います。野球やサッカーもそうやって発展しているわけですから。そして体格でハンディのある日本代表が外国に追いつき追い越すためには、ラグビーの人気や裾野の拡大につながる様な見ていて楽しいラグビー、想像力溢れるダイナミックな展開するラグビーを目指していく必要があると思います。

今後の日本ラグビーの進むべき方向性を、高校チームや昨日惜敗した天理大学が示してくれているように私には思えます。

リハビリ通信 No.9 肩甲骨の関節包について

2012年01月09日(月) QAリハビリテーション科1新着情報

 

肩甲上腕関節(肩関節)には大きな関節包が付着しています。

関節包は広く薄いため上方・前方が靱帯により補強されています。そして、上下関節包が相対的に等しくなるのは肩関節外転45°位と言われています。下垂時は上部の関節包が張っており下部の関節包は弛んでいる状態にあり、挙上時は上部の関節包が弛んで、下部の関節包が張っている状態になります。

つまり、上肢が下垂位の場合、下部の関節包は弛んでいる状態にあり、癒着・短縮が起こりやすく肩関節挙上制限の一要因になっていると考えられます。

リハビリテーション室長 見田忠幸

外反母趾(がいはんぼし)

2012年01月08日(日) QA整形外科1新着情報

足の親指が「く」の字に外を向いている状態を外反母趾といいます。

親指の付け根はこぶ状にふくれることも多く、バニオンと言います。足の親指は外を向いているのですが、足の甲の骨(第1中足骨)は内を向いているのが特徴で、足の甲の5本の骨は全体に拡がっており扁平足(土踏まずの凹みが少ない「べた足」)を呈している場合が多いです。

バニオンの痛みが出る場合も多いですが足の裏に痛みが出る場合も多く、時には2番目の足指付け根の裏のあたりにタコができることもあります。

靴の選択が最も重要で、ヒールの高い先の細い靴は避けるべきです。足指のストレッチや足指ジャンケン(特にパー)が重要です。足底挿板(靴の中敷きのような装具)などの装具療法も有効です。いくら変形が強くても痛みがあまり強くなければ手術は必要ありませんが、日常生活に影響を及ぼすような強い痛みがある場合には手術が有効です。

初詣

2012年01月02日(月) 院長ブログ

小雨のそぼ降る中、橿原神宮に初詣に行ってきました。

悪天のせいか例年より参拝客は少ないような気がしましたが、それでも昼頃にはかなり多くの参拝客で賑わっていました。橿原神宮は畝傍山の麓にあり周囲は木々に覆われており周りに高い建物もありませんので、境内に入るととても厳かな雰囲気がして心洗われるような気持ちになります。

皆様のご健康と、クリニックの成長を祈願致して参りました。

謹賀新年

2012年01月01日(日) トップインフォメーション

新春のお喜びを申し上げます

皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。

今年も皆様の健康増進のお役に立てますように、スタッフ一同努力致して参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

秋山整形外科クリニック