新着情報

リハビリ通信 No.311 ばね指について

2020年01月23日(木) QAリハビリテーション科1新着情報

指は腱によって曲げ伸ばしが可能となりますが、指を屈曲する際に作用する腱を屈筋腱といいます。この屈筋腱には、腱の浮き上がりをおさえる靱帯性腱鞘というトンネルがありますが、手を使い過ぎたりするとこの屈筋腱と靱帯性腱鞘の間で炎症が起こります。これが「腱鞘炎」と言われるものです。

鞘炎の症状は痛みや可動域制限、弾発現象といったものがあります。この弾発現象というものは、手指を屈曲した際、腱が引っ掛かってしまい、指が伸びなくなってしまうものです。そのため、反対側の手を使って伸ばしてやるといったことが必要となったり、強制的に伸ばした際に強い痛みを伴ったりします。

その対処法の一つとして、下図のMP関節屈曲位でPIP関節・DIP関節を伸展させてからMP関節を伸展させるという方法を推奨させていただいております。腱鞘炎の起きている場所にもよるのですが、この伸展方法にて引っ掛かりが軽減した状態で指を伸ばすことができるため、痛みが少ない状態で伸展することができます。

リハビリテーション科 小野正博

待ち時間のお知らせ(1月14日~1月18日)

2020年01月18日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

待ち時間のお知らせ(1月4日~1月11日)

2020年01月11日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

リハビリ通信 No.310 足関節の機能について

2019年12月31日(火) QAリハビリテーション科1新着情報

距骨滑車の形状

足関節の運動軸

(運動療法のための機能解剖学的触診技術下肢・体幹より)

足関節(距腿関節)は脛骨、腓骨遠位端、距骨滑車の3つの骨が足関節を構成しています。距骨滑車の上部形態が前部で広く、後部で狭い台形の様な形状をしている為、背屈では距骨滑車前部の広い面は脛骨、腓骨遠位端に挟み込まれる様に接して安定性が高く、底屈位で距骨滑車後部の狭い部分が脛骨、腓骨遠位端に挟み込まれる様に接している時は背屈位に比べると不安定性があります。

理学療法士が可動域改善の為、足関節の背屈・底屈運動を行う場合、運動軸を意識して足関節の背屈・底屈を行います。単純に足関節を上下に動かすだけではなく、足趾が内側に向かいながら底屈し、足趾が外側に向かいながら背屈をします。

リハビリテーション室長 見田忠幸

年末年始休診のお知らせ

2019年12月29日(日) クリニックインフォメーション1新着情報

年末年始休診は12月29日(日)~1月3日(金)とさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力を賜りますように何卒よろしくお願い申し上げます。