
骨粗鬆症とともに Vol.41 腰を痛めない物の持ち方
2020年05月24日(日) 新着情報1骨粗鬆症
レントゲンの結果背骨の圧迫骨折があった、いわゆる「ぎっくり腰」と言われる急性腰痛や椎間板ヘルニアなど、腰痛を主訴に受診に来られた患者さんから問診をすると、重たいものを持ち上げた後から痛みが出たと言われる方が非常に多いです。 物を持ち上げる際、上半身で前かがみになる(背中を丸める)、脚が伸びた状態、物を身体から離して持つなどが、痛みの出現しやすい危ない持ち方です。痛みが出現しにくい安全な持ち方として、腰を伸ばして膝を曲げる、骨盤から前かがみになる、物を身体の近くに引き寄せて持つ、このような態勢を心がけ急がずゆっくりじわじわと持ち上げるようにします。 痛みが出た場合は受診し、正しい治療を行うことをおすすめしますが、日常的にこのような動作を意識して行うことで痛みを少しでも回避できるようにしていただきたいです。
骨粗鬆マネージャー 石山瑞穂
参考文献 骨粗鬆症財団発行 カノープス14号 2020年3月発行 |



リハビリ通信 No.317 手関節の動きについて
2020年05月09日(土) QAリハビリテーション科1新着情報
手関節には背屈、掌屈、橈屈、尺屈の動きがあります。背屈、掌屈は橈骨と近位手根骨からなる橈骨手根関節と手根骨の中間にある手根中央関節の2つの関節の合成された動きで成り立ちます。 理学療法士は拘縮で可動域制限がある場合、治療時に橈骨手根関節と手根中央関節の両方の動きを改善する様にアプローチを進めて行きます。 リハビリテーション室長 見田忠幸 |

