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2021年02月06日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

骨粗鬆症とともに Vol.48 ロコモ度テストの臨床判断基準に「ロコモ度3」が追加されました

2021年02月01日(月) 新着情報1骨粗鬆症

皆さんはロコモティブシンドロームという言葉をご存知でしょうか?ロコモティブシンドローム(以下ロコモ)とは、加齢に伴う運動器の障害、すなわち運動機能の低下や運動器疾患により、歩行や立ち座りなどの移動機能が低下した状態と定義されています。日本では高齢化が進み、2007(平成19)年には超高齢化社会となっており、今後介護に関わる財政コスト、マンパワーや施設が不足する懸念が大きくなってきています。

このような現状を解決する対策として、自立した高齢者を増やすこと、要介護状態に移行する高齢者を減らすことが重要であるとされています。転倒、骨折、関節疾患などの運動器障害が要介護者の4分の1に達している現状から、運動器疾患を予防改善することが大切であり、そのためにはロコモの状態になっていないかを評価するする必要があると言えます。

ロコモのリスクを評価したりロコモを判定する方法として、日本整形外科学会はロコモーションチェックとロコモ度テストを推奨しています。このロコモ度テストの判断基準にロコモ度3が追加されました。ロコモ度3は、「移動機能の低下のため、社会参加が制限されている状態」で、何らか運動器疾患の治療が必要になっている可能性があり、整形外科専門医の受診を推奨する段階」と定義されています。

 

骨粗鬆症マネージャー 石山瑞穂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献

OPJリエゾン 2020 第4号 ライフサイエンス出版株式会社

運動器リハビリテーションシラバス改訂第4版 南江堂

待ち時間のお知らせ(1月25日~1月30日)

2021年01月30日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

リハビリ通信 No.324 FAIについて

2021年01月28日(木) QAリハビリテーション科1新着情報

FAI(Femoro acetabular impingement以下FAI)は股関節を構成している大腿骨と骨盤・臼蓋周囲部の骨形態異常が要因となり、衝突・引っかかりが起き関節唇および軟骨に損傷が生じ疼痛を誘発するといわれています。

FAIは骨性の形態異常の問題(大腿骨頸部の骨形態異常によるCAM type、臼蓋の骨形態異常によるpincer type、両方の骨形態異常が混ざり合うMixed typeがある)と軟部組織の損傷・炎症による問題があります。

理学療法では軟部組織へのアプローチを行い軟部組織への負担を軽減する事により疼痛を緩和します。具体的には股関節周囲筋、関節包、靱帯の柔軟性、滑走性の改善を行い股関節の正常運動軌跡(normal tracking)に近づけます。軟部組織の改善によっても疼痛の変化が見られない場合は手術の適応になります。

リハビリテーション室長 見田忠幸

待ち時間のお知らせ(1月18日~1月23日)

2021年01月23日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報