新着情報

夏季休業のお知らせ(再掲)

2022年08月08日(月) 新着情報

当クリニックでは下記の期間を夏季休業とさせていただきますので、ご案内いたします。

休業期間中は何かとご迷惑をおかけすることと存じますが、ご容赦くださいますように何卒よろしくお願い申し上げます。

夏季休業期間 令和4年8月11日(木)~令和4年8月15日(月)

待ち時間のお知らせ(8月1日~8月6日)

2022年08月07日(日) 待ち時間のお知らせ1新着情報

リハビリ通信 No.350 膝関節と靱帯の制動性について

2022年08月04日(木) QAリハビリテーション科1新着情報

膝関節は可動性と安定性の両方が必要とされる関節です。つまり膝関節に靱帯が多い理由は関節の安定性と関節の自由な動きの獲得、そして制動された動きの誘導の為と考えられます。膝関節には前十字靭帯(ACL)、後十字靭帯(PCL)、内側側副靱帯(MCL)、外側側副靭帯(LCL)があります。前十字靭帯は大腿骨に対して脛骨が前方に引き出されるのを制動する作用があります。後十字靭帯は大腿骨に対して脛骨が後方に引き出されるのを制動する作用があります。内側側副靱帯は回旋・外反の制動作用、外側側副靭帯は回旋・内反制動作用があります。日常生活上の動作では荷重関節であるため安定性と同時にある程度の自由な動きが求められると考えられます。

膝関節は静的安定化作用である靱帯・関節包・骨と動的安定化作用である筋・腱などがバランスよく存在し膝関節の機能向上に関与しています。膝関節の屈曲、伸展においても屈曲は内旋をしながら最大屈曲時に大腿骨と脛骨、軟部組織が挟み込み接触(骨性のロック)することにより、最終屈曲となります。伸展は外旋をしながら最終伸展域に近づき最終伸展時に膝関節後方にある靱帯(ファベラ腓骨靱帯・弓状膝窩靱帯・斜膝窩靱帯・膝窩筋腱)が制動の役割を果たします。膝関節後方靱帯に不安定性が出現した場合、理学療法では動的安定化作用に働く筋機能を向上させます。その他にテーピング、足底板、装具なども考慮して理学療法を進めて行きます。

リハビリテーション室長 見田忠幸

骨粗鬆症とともに Vol.60 2022年度診療報酬改定 継続的な二次性骨折予防に係る評価

2022年07月31日(日) 新着情報1骨粗鬆症

2022年度診療報酬改定において、継続的な二次性骨折予防に係る評価が新設されました。急性期、リハビリ期、退院後地域での継続的な治療に対し、それぞれ医療費の算定ができるようになったものです。

高齢化に伴い骨粗鬆症の有病者は将来的にさらに増加すると推測され、特に女性の大腿骨近位部骨折は増加していることが報告されています。骨折は介護が必要となった因子の第3位であり、骨折の発生が新たな骨折をまねく危険因子となるため、初発の骨折予防が重要という背景があります。

診療報酬改定は国民の健康寿命の延伸、質の高い医療の提供などを目的として2年に1回行われるものです。骨粗鬆症の治療による二次性骨折予防を推進するため、急性期治療からの連携を深め、地域の医療者として質の高い治療を継続的に提供できるよう、クリニックでの役割を発揮していきたいと思います。

骨粗鬆症マネージャー 石山瑞穂

参考文献 OPJリエゾン 第10号夏 2022年6月発行 ライフサイエンス社

待ち時間のお知らせ(7月25日~7月30日)

2022年07月30日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報