新着情報

リハビリ通信 No.122 理学療法士と作業療法士について

2014年07月22日(火) QAリハビリテーション科1新着情報

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リハビリの専門職には、理学療法士(PT)と作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)があり、それぞれ医師の指示の下、リハビリを行います。

理学療法士は、事故や転倒などによる骨折や脳卒中での麻痺、内科的疾患などの身体的な機能障害が生じた患者様の基本的動作能力の回復を目的に、運動療法や物理療法などの理学療法を行っています。基本的な動作を簡単に言うと、手足を動かす関節運動や階段昇降、歩行動作のことを言います。

一方、作業療法士とは、上記の機能障害や精神障害が生じた患者様の応用的動作能力と社会的適応能力の回復を目的に、作業療法を行っています。応用的動作能力とは、手工芸(折り紙や編み物)、日常生活動作(食事や料理、入浴動作、トイレ動作)など、何か物を使ってリハビリを行い、社会復帰を目指すためのリハビリを行っています。

当クリニックでは、理学療法士が3人おり、院長の指示の下、上肢、体幹、下肢全ての部位に対して理学療法を行い、身体機能の改善を図っています。

リハビリテーション科 服部 司

第2回日本医師会赤ひげ大賞

2014年07月21日(月) 新着情報

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日本医師会赤ひげ大賞は日本医師会・産経新聞社主催、厚生労働省・フジテレビジョン、BSフジ後援、ジャパンワクチン株式会社特別協賛で、地域の医療現場で長年にわたり、健康を中心に地域住民の生活を支えている医師にスポットを当てて顕彰することを目的として平成24年に創設されたそうです。

2回では5名の受賞者が表彰されています。

今回、唯一の女性受賞者である大岩香苗先生の手記を読むと、診療所の転機となった出来事として、不幸にも死亡事故に遭われた方のご遺族が翌日に「何で主人はこんな小さな診療所におるんですか」とおっしゃったことを挙げておられました。看板の大きさで評価されてしまうことも多い世の中です。身につまされる思いでした。

それぞれの先生方の真摯な診療の姿勢が伝わってきます。

皆様、是非ご覧下さい。

待ち時間のお知らせ (7月14日~7月19日)

2014年07月20日(日) 待ち時間のお知らせ1新着情報

7月14日~7月19日

スタッフ募集のお知らせ

2014年07月17日(木) 新着情報

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リハビリ通信 No.121 腸腰靱帯について

2014年07月15日(火) QAリハビリテーション科1新着情報

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先日、ブラジルのサッカー選手であるネイマール選手が「第3腰椎横突起骨折」を受傷しましたが、これが3番目の腰椎ではなく、5番目の横突起だったら腰椎の不安定性が出ていたのかもしれません。その理由は、第5腰椎横突起には腸腰靭帯という腰椎と腸骨とを結び、腰椎の安定性を司る非常に重要な靭帯りま

この靭帯による制動が破綻してしまうと、第5腰椎を止めておくことができなくなり、腰椎すべり症となってしまいます。腰の筋により完全に覆われているため、触診するのは非常に難しい部位ではありますが、我々理学療法士は、この靭帯の状態もしっかり評価しながらアプローチしていきます。

リハビリテーション科 小野正博