新着情報

待ち時間のお知らせ (8月25日~8月30日)

2014年08月30日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

8月25日~8月30日

リハビリ通信 No.124 第27回日本臨床整形外科学会の参加報告

2014年08月24日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

PT

720日~21日に仙台で開催された日本臨床整形外科学会学術集会にて「橈骨遠位端骨折変形治癒例における理学療法経験」という演題を発表してきました。この学会では整形外科医をはじめ、コメディカル(看護師・理学療法士・作業療法士、等)も発表し、職種の枠を越えてディスカッションが行われました。

今回、私が発表した「橈骨遠位端骨折」とは手首の骨折であり、上腕骨近位端骨折・脊柱圧迫骨折・大腿骨頸部骨折とともに「高齢者の4大骨折」と言われる発生頻度の高い骨折です(全骨折の1/6程度の頻度だそうです)。本骨折の合併症の一つとして「変形治癒」があり、骨折部が転位したまま骨癒合することにより変形が完成してしまいます。変形、つまり骨の形が変わると関節の機能としても変化してしまうので、後々可動域制限や運動時痛、関節不安定性が続発してきます。しかし今回、変形治癒を呈した症例に対し、関節操作の方法と運動をする時期を考慮することで、良好な結果が得られたということを発表しました。発表後、私の演題に対して整形外科医の先生が質問をしてくださったので、熱くディスカッションをし、大変貴重な経験をさせていただきました。

橈骨遠位端骨折に対する運動療法に関する報告はまだまだ少ないのが現状です。そのため今後も研究を重ねていき、今より少しでも良い治療ができるように精進していきたいと思います。

リハビリテーション科 小野正博

待ち時間のお知らせ (8月11日~8月23日)

2014年08月23日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

8月11日~8月23日

リハビリ通信 No.123 認知症とフレイルについて

2014年08月10日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

PT

先日、日本臨床整形外科学会学術集会に行き、学術発表・講演を聴いてきました。その中の一つに認知症の程度により大腿骨頸部骨折の術後成績が左右されるとの報告がありました。認知症は健康・介護予防を阻害する三大因子の一つであり、他にはメタボリックシンドローム、ロコモティブシンドロームがあります。認知症ではない高齢者でも骨折が引き金になり寝たきりになる(ロコモティブシンドローム)可能性も十分あります。

最近では色々なところで、ロコモティブシンドロームの前段階での予防に気をつけようとフレイルを予防する事に取り組み始めています。フレイルとは高齢になって筋力・活力が衰えた段階で生活機能が全般的に低くなることをいい、65歳の11%がフレイルと言われています。高齢者が認知症、骨折、寝たきりに至らない様に予防と普及活動をしていく事が重要であると思われます。

リハビリテーション室長 見田忠幸

夏期休業のお知らせ(再掲)

2014年08月09日(土) 新着情報

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当クリニックでは下記の期間、夏期休業とさせて頂きますのでご案内いたします。休業期間は何かとご迷惑をおかけすることと存じますが、ご容赦くださいますように何卒よろしくお願い申し上げます。

夏期休業期間 2014年8月13日(水)~2014年8月17日(日)