新着情報

バクテリサイド・ファイン

2015年01月12日(月) 新着情報

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当クリニックでは多くの空気洗浄機を使用しておりますが、最も重要な場所の一つである待合室には「バクテリサイド・ファイン」を採用しております。

バクテリサイド・ファインは従来の空気洗浄機とは違い、安全性の高い低濃度の二酸化塩素ガスを用いて菌やウイルスを除去する効果が優れているというものです。ガスがウイルスや細胞を包む膜を破壊することで死滅させるというもので、強力な水噴射と安定化二酸化塩素ガスの相乗効果でチリ、雑菌、悪臭をも除去する仕組みだそうです。

インフルエンザも本格的に流行しています。うがい、手洗いの励行、体調管理に気をつけましょう。

 

リハビリ通信 No.137 関節リウマチ原因分子の特定について

2015年01月11日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

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関節リウマチは自己免疫疾患と言って、本来、体の外部から侵入して来る病原体から身を守るはずの免疫系に異常があり誤って自分の身体を攻撃することにより発症します。さらに詳細に説明すると外部から侵入する病原体を攻撃する免疫系のT細胞が体内には備わっています。通常はどの病原体に対して免疫反応を起こすか、T細胞が司令塔的な役割をして決めていますがT細胞の不制御(T細胞の中でも自分で自分を攻撃するT細胞)により自分の身体を攻撃し始めます。それらが原因となり関節リウマチが発症すると考えられています。

今まで関節リウマチは免疫系が何に対し攻撃し関節炎へと至るのか、そのプロセスが謎であったが、京都大学の研究チームが特定しました。T細胞が認識する攻撃対象はRPL23A(60s ribosomal protein L23a)分子と言うタンパク質です。関節リウマチの患者さんの約17%に、この分子の免疫細胞が反応していました。原因となる分子からT細胞を抑制する根本的な治療へと関節リウマチの治療が対処療法から根本的な治療へと変換する可能性があります。

リハビリテーション室長 見田忠幸

待ち時間のお知らせ (1月5日~1月10日)

2015年01月10日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

1月5日~1月10日

待ち時間のお知らせ (12月22日~12月27日)

2014年12月27日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

12月22日~12月27日

リハビリ通信 No.136 足関節の機能解剖について

2014年12月22日(月) QAリハビリテーション科1新着情報

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距腿関節(いわゆる足関節)は、上図の太い骨の脛骨と脛骨の外側にある細い骨の腓骨と距骨から構成される関節のことをいいます。

距腿関節の特徴として、脛骨と腓骨により構成されるほぞ穴(mortice)とほぞとなる距骨滑車(tenon)がはまり込む形となり、構造上安定した関節となります。距腿関節の運動は、足部がすねの方に近づく背屈運動とすねから遠ざかる底屈運動があります。

距腿関節の障害には、捻挫や靱帯損傷、果部骨折(くるぶしの骨折)などがあり、外傷後、熱感や腫脹などの炎症症状が出現し、可動域制限が生じます。

理学療法では、転倒や強い外力が加わり、疼痛や可動域制限が生じた距腿関節に対して、徒手検査やレントゲン画像から靭帯の修復過程や骨折部の転位など考慮しながら治療を行っています。

リハビリテーション科 服部 司