
リハビリ通信 No.142 足関節外側側副靱帯損傷に対する評価方法について
2015年02月18日(水) QAリハビリテーション科1新着情報
足関節外側側副靭帯は前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯の3つからなり、足関節の外側を補強します。足関節外側側副靭帯は、スポーツ活動などで足関節を捻った際に損傷しやすく、外側側副靭帯の中でも最も損傷しやすい靭帯が前距腓靭帯と言われています。 足関節外側側副靭帯が損傷し、不安定性の有無を確認する方法として前方引き出しテストがあります。前方引き出しテストは、一方の手で下腿を固定し、もう一方の手で踵骨を把持して前方に引き出すテストのことを言います。前距腓靭帯が損傷していると距骨が前方へと引き出されます。 整形外科テストを行う際は、必ず健側(怪我をしていない側)と患側(怪我をした側)の両側を検査し、関節の不安定性の有無を確認しています。 リハビリテーション科 服部 司 |


2月21日(土) 外来診察休診のお知らせ
2015年02月11日(水) クリニックインフォメーション1新着情報
来たる2月21日(土)は、院長出張のために外来診察休診となります。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力賜りますようによろしくお願い申し上げます。 |

リハビリ通信 No.141 肩関節について
2015年02月08日(日) QAリハビリテーション科1新着情報
一般的に「肩関節」というと、図の①の部分をイメージすると思います。しかし、解剖学的に肩関節と言うと、①肩甲上腕関節、②肩甲胸郭関節、③肩鎖関節、④胸鎖関節、⑤肩峰下関節(第2肩関節)といったものを総称して肩関節といいます。 肩関節はいろんな方向へ運動することが可能ですが、それは上記した各関節が一つ一つしっかり動くために運動が可能となっています。そして、これらの関節の動きが悪くなってしまうと、可動域制限・運動時痛といった機能障害を引き起こすこととなってしまいます。 われわれ理学療法士は、これら各関節における可動性をチェックし、どの部位で制限が生じているのか、どの関節が原因で痛みが生じているのかなどを評価し、運動療法を行っています。 リハビリテーション科 小野正博 |

