新着情報

リハビリ通信 No.162 結帯動作について

2015年07月23日(木) QAリハビリテーション科1新着情報

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肩関節周囲炎の患者さんにおいて、手を後ろに回す動作である「結帯動作」が制限されていることをよく経験します。痛みで手を後ろに回せない方、痛みは無いけど硬くて回せない方など、症状は様々ですが、この結帯動作が制限されると日常生活動作が大きく制限されてしまうこととなるため、同制限を改善するために努めています。

この「結帯動作」は肩甲上腕関節(一般的に肩とされる部位)と肩甲骨の複合運動ですが、肩甲上腕関節レベルでの制限が大きく関与しているとされており、その中でも上方~後方の拘縮(固まって動かなくなること)が制限因子となります。この制限因子に対して筋収縮を促したり、筋を滑走させる操作を行ったり、ストレッチをしたりして関節の動きを獲得するような治療が必要となります。

各操作を行う上で痛みを伴うことがあるため、当院の理学療法士は痛みを出さない治療を心がけてアプローチしています。

リハビリテーション科 小野正博

待ち時間のお知らせ (7月13日~7月18日)

2015年07月18日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

7月13日~7月18日

リハビリ通信 No.161 パーキンソン病のiPS細胞移植について

2015年07月12日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

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iPS細胞から作った神経細胞を人間の脳に初めて移植し、パーキンソン病の治療を目指す臨床研究が京都大学iPS研究所で開始されます。パーキンソン病は手足のふるえや筋肉のこわばりが進み、体が動かせなくなる難病です。ドーパミンという神経の中で情報を伝える神経細胞が減る事で起こります。現在は薬での治療が主に行われていますが薬での治療には限界があります。

京大では患者自身の細胞からiPS細胞を作り、ドーパミンを作る神経細胞に変えてから針を使い患者の脳に注入する研究をしているそうです。移植した細胞がうまく働けばパーキンソン病の進行を抑えられる可能性があります。しかしながらiPS細胞は目的の細胞に変化しないまま体内に入ると無秩序に増えガン化する危険性があります。臨床研究を進め安全性の確立が出来れば将来的には保険適用を目指し治療を行う予定だそうです。

リハビリテーション室長 見田忠幸

夏期休業のお知らせ(再掲)

2015年07月12日(日) 新着情報1未分類

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当クリニックでは下記の期間を夏期休業とさせていただきますので、ご案内いたします。休業期間は何かとご迷惑をおかけすることと存じますが、ご容赦くださいますように何卒よろしくお願い申し上げます。

夏期休業期間 2015年8月12日(水)~2015年8月16日(日)

待ち時間のお知らせ (7月6日~7月11日)

2015年07月11日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

7月6日~7月11日