新着情報

リハビリ通信 No.164 高齢者の熱中症について

2015年08月02日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

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熱中症とは運動や暑熱が要因となり起こる体の障害の総称です。熱中症が重症になったものを熱射病、日射病と呼びます。高齢者はとくに熱中症になりやすいと言われています。炎天下で起きる若年齢者の熱中症と違い、室内で人知れず熱中症になり、気が付くと重症化している事が多くなっています。

2013年の夏40万人が熱中症で治療を受けました。死者550人の内、65歳以上が9割近くいて、死者が出たケースの9割近くは屋内で起きました。高齢者はとくに一人暮らし・精神疾患・心疾患などの持病があるとリスクが上がります。

対策としては水分・塩分をこまめに補給し、エアコンを上手に利用する。また、暑さに備えた体づくり、糖・タンパクなど栄養補給も大切です。熱中症は、かかってしまう前に対策・予防をする事が重要です。

リハビリテーション室長 見田忠幸

待ち時間のお知らせ (7月27日~8月1日)

2015年08月01日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

7月27日~8月1日

リハビリ通信 No.163 膝蓋靱帯炎について

2015年07月26日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

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膝蓋靱帯炎とは、膝蓋骨尖から脛骨粗面に付着する膝蓋靱帯が運動などにより炎症が起こる病態のことを言います。膝蓋靱帯炎は、スポーツ選手の中でも特にトップアスリートに多く発症すると報告されています。膝蓋靱帯に疼痛を認め、初期ではスポーツ後に疼痛が出現するが進行するとスポーツ中にも疼痛が出現すると言われています。

膝蓋靱帯の圧痛には、①膝関節屈曲位にて疼痛が出現する場合と②膝関節伸展位で疼痛が出現する場合、③膝蓋靱帯の膝蓋骨付着部に疼痛が出現する3パターンがあります。

①膝関節屈曲にて疼痛が出現する場合、膝伸展機構への張力が増すことで、膝蓋靱帯表層への伸張ストレスが増大し、疼痛が出現すると言われています。

②膝関節伸展位で疼痛が出現する場合、膝蓋靱帯の深層には膝蓋下脂肪体が存在し、膝蓋下脂肪体の滑走障害や炎症後の線維化が生じることで疼痛が出現すると言われています。

③膝蓋靱帯の膝蓋骨付着部に疼痛が出現する場合、外側広筋や腸脛靱帯の過緊張による膝蓋骨の外上方への牽引力が増大すると膝蓋骨尖が突出し、膝蓋靱帯深層部に応力が集中し疼痛が出現すると言われています。

治療方法として、炎症の沈静化と軟部組織の柔軟性改善を図り、膝蓋靱帯にかかるストレスを軽減させることが重要になってきます。

リハビリテーション科 服部 司

夏期休業のお知らせ(再掲)

2015年07月25日(土) 新着情報

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当クリニックでは下記の期間を夏期休業とさせていただきますので、ご案内いたします。休業期間は何かとご迷惑をおかけすることと存じますが、ご容赦くださいますように何卒よろしくお願い申し上げます。

夏期休業期間 2015年8月12日(水)~2015年8月16日(日)

待ち時間のお知らせ (7月21日~7月25日)

2015年07月25日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

7月21日~7月25日