
リハビリ通信 No.178 大腿骨近位部骨折の分類について
2015年12月06日(日) QAリハビリテーション科1新着情報
大腿骨近位部骨折は、高齢者の四大骨折の一つと言われており、リハビリをする機会がとても多い疾患です。 大腿骨近位部骨折は、骨折の部位により3つに分類することができます。大腿骨近位部骨折は、解剖頚で骨折するものを大腿骨頚部骨折(図1)、転子間稜から小転子までの範囲で骨折するものを大腿骨転子部骨折(図2)、小転子以下で骨折するものを転子下骨折(図3)と言います。 骨折部位により手術方法が異なるので、運動療法を行う際は、レントゲン像より、骨折の程度や骨粗鬆症の程度を確認し、骨折部がズレないように注意が必要となります。 リハビリテーション科 服部 司 |


年末年始休診のお知らせ
2015年12月04日(金) クリニックインフォメーション1新着情報
年末年始休診は12月29日(火)から1月3日(日)までとさせていただきます。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力賜りますようによろしくお願い申し上げます。
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リハビリ通信 No.177 腰痛と股関節について
2015年12月03日(木) QAリハビリテーション科1新着情報
腰痛は多くの方が経験する症状の1つであり、腰およびその周辺での痛みを自覚し整形外科を受診する人も多いと思います。一言で「腰痛」といっても様々な疾患があり、腰椎すべり症、腰椎椎間板ヘルニア、椎間関節障害、筋筋膜性腰痛などなど、たくさんあります。これらの疾患の病態は様々であり腰痛を引き起こしている原因組織も様々ですが、この腰痛と「股関節」は密接な関係にあることが以前から注目されています。 股関節はその解剖学的位置関係から腰椎と隣接しており、互いに影響を受け合っている関係となります。つまり股関節は腰椎の「土台」であり、この股関節が安定しなければ腰椎への負荷が増大する、股関節で動きが出なければ腰椎に過剰な動きが要求されるということが予想されます。したがって股関節において良好な可動域を獲得することが重要であり、腰椎の安定性を獲得することと腰椎への負荷を減少させることが治療のポイントとなります。 当院の理学療法士は股関節・腰椎に関する詳細な評価を行い、治療を行っています。 リハビリテーション科 小野正博 |

