
リハビリ通信 No.201 腰痛と腰椎にかかる負担と姿勢について
2016年06月02日(木) QAリハビリテーション科1新着情報
腰痛の原因は様々ですが、腰部の筋肉や腰椎の支持組織、そして骨に何らかのトラブルが生じることで発生します。その中でも運動時痛はほとんどの症例で認めるため、痛みを回避するためには「疼痛回避肢位」といった姿勢が重要となってきます。そこで考えたいのが、どの姿勢が腰椎に大きな負荷がかかるのかということです。 図にあるように、仰向けで寝た姿勢が最も腰椎への負荷が少ないとされています。しかし、腰痛を有する症例では股関節の拘縮を合併していることが多く、仰向け姿勢よりも側臥位(横向きに寝る姿勢)の方が痛くないというケースもあります。 当院では、腰痛の治療で物理療法を受けられる方がいますが、できるだけ痛みの少ない姿勢で治療を受けていただくため、治療肢位を考えながら対応させていただいています。 リハビリテーション科 小野正博 |


受付事務・リハビリスタッフ (パート) 募集のお知らせ
2016年05月22日(日) 新着情報
受付事務・リハビリスタッフ (パート) を募集しています。 <応募>履歴書をクリニックまで郵送して下さい。後日に、ご連絡致します。 〒518-0752 名張市蔵持町原出769番1 秋山整形外科クリニック
<職務内容>
・受付および会計業務 (電子カルテ使用) ・患者様対応および電話対応 ・リハビリ室での患者様の誘導・補助およびリハビリ機器の操作 ・レントゲン撮影介助 ・診察室での患者様誘導など ・その他、清掃など
<給与> ・時給850円~
<勤務時間> 1) 08:40~12:10 2) 14:55~19:10 月、火、水、金は午前午後、木、土は午前、日祝は休み ※ 勤務時間、シフト勤務は相談に応じますが、午後も勤務できる方に限ります。お気軽にご相談下さい。
<休日> 日曜、祝日、木曜午後、土曜午後 |


リハビリ通信 No.200 病院救急車搬送について
2016年05月20日(金) QAリハビリテーション科1新着情報
入院患者を別の医療機関などに搬送するために、病院が所有している救急車(病院救急車)を自宅で療養している緊急性の低い高齢者に対し、搬送する取り組みが東京で始まっています。地域の医師会が運用する仕組みで、かかりつけ医が救急車の出動を要請します。無論、所有している病院以外の医療機関にも搬送するのが特徴で消防署の救急車負担減につながると言われています。 病院救急車の出動では緊急性の低い患者を対象として2014年12月~2015年12月までの一年間で63件の出動がありました。費用は国の地域医療再生基金を利用し、搬送料の負担はありませんでした。 消防署に配備されている救急車の出動件数は10年前に比べ20%も増加しており、とくに高齢者の出動要請が増加しています。その他にタクシー代わりに安易な救急車の出動要請も増加しています。こうした状況が重篤患者の搬送に支障を及ぼすと問題になっています。二つの問題に対し一つ目の問題である安易な救急車の出動要請では搬送料金を請求する事と二つ目の高齢者の増加については高齢者が消防署の救急車を可能なかぎり呼ばないようなシステム作りが必要であり、病院救急車を活用するのも一手段であると考えられます。 リハビリテーション室長 見田忠幸 |
