
リハビリ通信 No.214 浮腫に対する理学療法について
2016年09月11日(日) QAリハビリテーション科1新着情報
浮腫には、心臓や肝臓、腎臓疾患などが原因で生じる全身性の浮腫とリンパの障害や術後や外傷後などが原因で生じる局所性の浮腫に分けることができます。主として理学療法の対象となるのは後者の局所性の浮腫が中心となります。 浮腫に対する理学療法として ①挙上:患部を心臓より高くすること。 ②圧迫:弾性包帯を用いて遠位から近位にむけて同じ圧を加えながら均等に巻くこと。 ③筋収縮:筋肉の収縮・弛緩を繰り返し、循環をよくすること。 この3つを複合的に行うことで浮腫の改善に役立ちます。 リハビリテーション科 服部 司 |


リハビリ通信 No.213 触診について
2016年09月04日(日) QAリハビリテーション科1新着情報
最近、私は「触診」の勉強・練習を継続することに取り組んでいます。「触診」とは読んで字のごとく、「触れて、診る」という技術です。 我々理学療法士は、患者さんに触れる職業です。関節がしっかり動いているのか、筋肉がしっかり動いているのか(収縮できているのか)といった判断をする上で触診が必要となりまし、実際に今、触れている組織が何なのかを認識する上でも触診が必要不可欠です。各組織を正確に触れることができ、正確な操作をすることが良好な治療成績に直結する、つまり触診の技術が治療結果につながるため、この触診という技術の精度を上げることは非常に重要となってきます。 そのために勉強と練習を繰り返し、少しでも良好な治療成績を出せるようにしたいと思い、日々取り組んでいます。 リハビリテーション科 小野正博 |


