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リハビリ通信 No.225 鼻水はなぜ出るのか?

2017年01月03日(火) QAリハビリテーション科1新着情報

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くしゃみと同様に鼻に入った異物を排除する防衛反応の一つが鼻水と言えます。

鼻の機能には2つあり、吸った空気が肺に送られる前に適切な温度や湿度になるように調整するエアコンのような機能と吸い込んだ空気中に含まれる異物を取り除く、フィルターのような機能があります。

例えば細菌、ウィルス、花粉、ハウスダストなどの異物が鼻の中に侵入し、鼻の粘膜が炎症を起こし時に、鼻腔の異変を察知した副交感神経が大量に粘液、つまり鼻水を作り異物を体外へ排除しようとします。また、鼻に入った異物の種類により鼻水の成分が変わります。細菌が入った場合、細菌の死骸、白血球の一種が含まれるため粘度が高く黄色い鼻水になります。一方、花粉などアレルギー物質に反応した鼻水は白血球に加え血液中の水分が混じり水鼻になります。

鼻をかむ時は両側の穴を同時にではなく、片方ずつ穴を押さえて交互にかむことが大切です。両側を同時に強くかむと鼻水が耳に逆流し他の症状を発症する恐れがあるためです。また、鼻水が垂れるからといって強くすすることも逆流の原因になります。鼻と耳は鼓膜の奥の耳管でつながっています。鼻水には細菌やウィルスなど異物が混じっているため耳まで達すれば中耳炎の原因になり、強くかみすぎると耳の中に圧力がかかり、耳が痛くなることもあります。

リハビリテーション室長 見田忠幸

待ち時間のお知らせ(12月26日~12月28日)

2016年12月31日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

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年末年始休診のお知らせ(再掲)

2016年12月25日(日) 新着情報

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年末年始休診は12月29日(木)~1月3日(火)とさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力賜りますようによろしくお願い申し上げます。

待ち時間のお知らせ (12月19日~12月24日)

2016年12月24日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

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リハビリ通信 No.224 組織の修復期間について

2016年12月22日(木) QAリハビリテーション科1新着情報

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理学療法を行う上で「各組織の修復期間」を考慮することは非常に重要であると考えています。

例えば外傷後の方、手術後の方は筋肉や靱帯、関節包といった様々な軟部組織にダメージが加わった可能性があり、その組織はある程度の時間をかけてゆっくりと組織が回復してきます。この組織の修復期間では、少しずつ痛みも楽になってきます。この時期、いわゆる「治りかけ」の時期に無理をしてしまう方は非常に多く、無理をすることで損傷組織の修復を阻害してしまい、痛みが出現したり、組織の回復が遅れたりします。

そのため、我々理学療法士は患者さんに対する組織の修復に関する説明を行い、しても良い動作、してはいけない動作といった動作指導もしっかりと行わなければなりません。当院ではできる限り早期の回復を目指すため、このような方法で理学療法を行っています。

リハビリテーション科 小野正博