
リハビリ通信 No.256 肩関節の屈曲と伸展
2018年04月19日(木) QAリハビリテーション科1新着情報
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(日本リハビテーション医学会評価基準委員会より) 前額水平軸における矢状面上の運動で、前方への動きを屈曲といい、その反対の後方への動きを伸展といいます。肩峰を通る床への垂直線を基本軸とし、上腕骨を移動軸としてみることで角度を測定し判断します。0°を基準とし、屈曲へ180°、伸展へ50°動く範囲が参考可動域とされています。 肩関節は、鎖骨や肩甲骨、上腕骨、胸椎などたくさんの骨や関節を介することで大きな可動性を可能としています。従って、炎症や痛みなどで動きが制限されたとしても、あたかも動いているように見えて実は各関節が補うように代償し可動性を確保している場合があります。その場合、各関節を固定したり介助したりすることで、どこに制限があるかを探り運動療法へと繋げていきます。 リハビリテーション科 堤 豊 |

ゴールデンウイークの診療について
2018年04月17日(火) クリニックインフォメーション1新着情報
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ゴールデンウイークの診療は、暦通り(カレンダー通り)とさせて頂きます。 4月28日(土)午前診、4月29日(日)休診、4月30日(月)休診、5月1日(火)午前診、午後診、5月2日(水)午前診、午後診、5月3日(木)~5月6日(日)休診、 ご迷惑をおかけ致しますが、ご容赦くださいますように何卒よろしくお願い申し上げます。 |


リハビリ通信 No.255 遅発性筋肉痛について
2018年04月11日(水) QAリハビリテーション科1新着情報
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筋肉は力を入れ収縮、力を抜いて弛緩させるだけでは筋肉痛にはなりません。痛みを出すには負荷がかかることが必要です。筋肉痛は筋肉が伸張しながら負荷が加わる伸張性運動で起きます。原因は筋線維の損傷よりも結合組織(筋束・筋周膜・筋内膜・筋外膜)の損傷が主な理由だと最近わかってきました。 伸張性運動を繰り返し行うと結合組織に微細な傷がつき、傷ができると修復する為に免疫細胞が集まり、炎症を起こし痛み刺激に対する感受性を高めます。これが遅発性の筋肉痛です。予防には運動直前のストレッチングは効果が無く、1週間〜前日までに筋肉を伸ばした状態で強い負荷を加える等尺性(関節が動かない)の運動を数回行うだけで筋肉痛の予防が出来ると言われています。また、ストレッチングを合わせて行うとより効果が出ると言われています。重要なのは1週間~前日までに行うことです。 リハビリテーション室長 見田忠幸 |










