新着情報

リハビリ通信 No.257 上腕骨骨端線離開について

2018年04月23日(月) QAリハビリテーション科1新着情報

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投球障害の病態の一つとして「上腕骨骨端線離開」というものがあります。これは投球動作で骨端線(図1:上腕骨の近位側にある骨の成長線)にストレスがかかることにより生じるものであり、腕を振り切った際(図2)に肩の外側部に痛みが生じるのが特徴です。

この骨端線離開では、(図3)に示すような肩関節の後方を支持する筋肉である棘下筋や小円筋の拘縮を認めることが非常に多く、投球動作のフォロースルー期に腕を振り切った際、この筋肉の柔軟性が低下しているために筋肉が付着する上腕骨の球形の部分だけが止まってしまい、それより遠位の骨幹部(棒状の部分)だけが振られることになります。その結果として骨の成長線である骨端線が離開するようなストレスが繰り返し加わることにより痛みが生じることが多いです。そのため、運動療法ではこの両筋の柔軟性を獲得することに努め、投球時に骨端線に負担がかからないようにするような治療を行っていきます。

リハビリテーション科 小野正博

待ち時間のお知らせ(4月16日~4月21日)

2018年04月22日(日) 待ち時間のお知らせ1新着情報

4月16日~4月21日

リハビリ通信 No.256 肩関節の屈曲と伸展

2018年04月19日(木) QAリハビリテーション科1新着情報

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(日本リハビテーション医学会評価基準委員会より)

前額水平軸における矢状面上の運動で、前方への動きを屈曲といい、その反対の後方への動きを伸展といいます。肩峰を通る床への垂直線を基本軸とし、上腕骨を移動軸としてみることで角度を測定し判断します。0°を基準とし、屈曲へ180°、伸展へ50°動く範囲が参考可動域とされています。

肩関節は、鎖骨や肩甲骨、上腕骨、胸椎などたくさんの骨や関節を介することで大きな可動性を可能としています。従って、炎症や痛みなどで動きが制限されたとしても、あたかも動いているように見えて実は各関節が補うように代償し可動性を確保している場合があります。その場合、各関節を固定したり介助したりすることで、どこに制限があるかを探り運動療法へと繋げていきます。

リハビリテーション科  堤 豊

ゴールデンウイークの診療について

2018年04月17日(火) クリニックインフォメーション1新着情報

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ゴールデンウイークの診療は、暦通り(カレンダー通り)とさせて頂きます。

4月28日(土)午前診、4月29日(日)休診、4月30日(月)休診、5月1日(火)午前診、午後診、5月2日(水)午前診、午後診、5月3日(木)~5月6日(日)休診、

ご迷惑をおかけ致しますが、ご容赦くださいますように何卒よろしくお願い申し上げます。

待ち時間のお知らせ(4月9日~4月14日)

2018年04月17日(火) 待ち時間のお知らせ1新着情報

4月9日~4月14日