新着情報

リハビリ通信 No.274 理想的な安静立位のアライメント 矢状面

2018年10月08日(月) QAリハビリテーション科1新着情報

リハビリ通信No.274図

アライメントとは骨の配列や関節の位置関係を表し、理想的な安静立位のアライメントとは側方から見た場合、床からの垂直線が上記5つの点を通るといわれています。また、立位姿勢を崩すような重力の影響や姿勢を保持するための筋活動も最小になることで効率の良い立ち方といえます。

リハビリテーション科 堤 豊

待ち時間のお知らせ(10月1日~10月6日)

2018年10月07日(日) 待ち時間のお知らせ1新着情報

10月1日~10月6日

リハビリ通信 No.273 認知症の予防について

2018年10月01日(月) QAリハビリテーション科1新着情報

リハビリ通信No.273

(2018.8.1朝日新聞より)

 

認知症を治す方法は確立していないが、リスクとなる要因を避けることで予防へとつなげる関心が集まっています。認知症にかかる要因で最近、注目されているのが難聴です。難聴がリスクを高める理由として、聴覚からの刺激が減り神経の機能が落ちるといった直接的な作用および、コミュニケーションが取れない事で社会から孤立し、うつになりやすいと言った理由が考えられます。

英医学誌の報告によると認知症につながる要因のうち65%は対策ができない遺伝的要素が占めます。対策可能な35%の要因には若い頃の教育不足、難聴、高血圧、肥満、喫煙、うつ、運動不足、社会的孤立、糖尿病が挙げられます。

認知症の発症には20〜30年前からどんな生活習慣を続けてきたかが大きく影響します。最近、日本は健康への意識が高まり、血圧、血糖コントロール、禁煙も進みました。その世代が高齢になる今後、認知症になる割合が減る可能性はあります。

リハビリテーション室長 見田忠幸

待ち時間のお知らせ(9月25日~9月30日)

2018年09月29日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

9月25日~9月30日

骨粗鬆症とともに Vol.22 楔(くさび)状骨折

2018年09月27日(木) 新着情報1骨粗鬆症

2018.9

楔(くさび)とは、木や金属で一端が厚く他端に至るにしたがって薄くなるように作ったものを言うそうです。木材や石材を割るとき、重い物を押し上げたりするときの道具として使用されるそうです。

骨粗鬆症性骨折のうち最も頻度が高いのは椎体の圧迫骨折ですが、その中でも脊椎椎体の前方が圧迫されている状態を、整形外科では楔状骨折と表現します。

この状態の骨折はおもに前方は破壊されますが、中央部や後方部は保たれるため、安定型の損傷とされています。治療の基本は保存治療で、体幹装具(コルセット)を装着し、鎮痛剤を使用しながら日常生活動作の維持、拡大を図ります。

しかし中央部にかけて椎体全体が強く圧迫されてしまうような骨折や、椎間関節が脱臼するような重症の骨折では強い不安定性を生じるため、治療方法は全く異なります。

骨粗鬆マネージャー 石山瑞穂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献

整形外科看護 第23巻1号 メディカ出版 2018