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リハビリ通信 Vol.335 肩関節治療の考えについて

2021年10月07日(木) QAリハビリテーション科1新着情報

肩関節は自由度の高い多軸性の関節です。上腕骨、肩甲骨、鎖骨から構成される軟部組織は皮膚、皮下組織、筋、筋膜、腱、靱帯、関節包、滑膜とあり、その他には腱の骨付着部付近で骨に接触する部位では脂肪体組織が腱にかかる負担、摩擦力を低減させるために存在する。同様に滑液包も骨と軟部組織の圧力を低下、滑走性を向上させる働きがあります。

肩関節周囲炎の場合、拘縮改善が治療の主な目的になりますが表層、皮下組織部、筋膜、腱、cuff筋が癒着をしているのか、筋が短縮・萎縮をしているのか、靱帯・関節包が癒着をしているのかを評価します。癒着が要因であれば、癒着剥離操作、筋の短縮はストレッチング操作、スパスムにはリラクセーション、萎縮であれば適切な収縮を促すことを行います。病態に合わせ適切な治療を行う事が必要です。

リハビリテーション室長 見田忠幸