新着情報

リハビリ通信 No.330 変形性膝関節症の障害部位について

2021年07月18日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

坂井建雄(訳):プロメテウス解剖学アトラス 解剖学/運動器系.医学書院,2007. を参考に作図

 

整形外科医や理学療法士は、適切な治療を実施するには痛みを解釈することが必須となります。

変形性膝関節症における障害部位は、大腿脛骨関節(以下、FT jt)障害と膝蓋大腿関節(以下、PF jt)障害に大別されます。FT jt障害は、日常生活中でも特に、歩行時に痛みが生じます。

一方、PF jt障害は階段昇降時や椅子からの立ち上がり動作時に痛みが生じます。

我々、理学療法士はさらに各関節でどの組織が痛みの出現に関わっているか問診や理学所見をもとに解釈して理学療法を提供しています。

リハビリテーション科 河田龍人