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骨粗鬆症とともに Vol.34 敬老の日 日本の高齢化率

2019年09月26日(木) 新着情報1骨粗鬆症

総務省統計局が「敬老の日」に合わせて発表した報告書によると、最新の統計値として日本の高齢者(65歳以上)数は3588万人(2019年9月15日現在)となったそうです。これは総人口比の28.4%にあたり、前年の3556万人、28.1%からさらに増加し、数、総人口比ともに過去最高値を示しました。この数字は世界と比較しても最も高く、2位イタリアの比率23.0%と比較しても5ポイント以上の差をつけています。このような現状から深刻に議論されているのが医療、介護費用増加による社会保障費の増加や、自治体の態勢と言えます。高齢化が進み、高齢者を支える若者世代の人口が年々減少する中で、費用の捻出や削減が課題となっています。

重要な対策のひとつに健康寿命を延ばす取り組みが、国レベルで始まっています。加齢に伴って心身の活動が低下する「フレイル」や認知症の予防対策がすすめられています。整形外科に直接関連する骨折や転倒は、要介護となる原因の第4位であり、私達も現在の人口推移には関心を持ち、対策の一助になっていく必要があると考えます。

骨粗鬆症の治療の継続で骨折を予防し、高齢者がいつまでも健康で自立した豊かな生活が送れるよう、努力していきたいと思っています。

骨粗鬆症マネージャー 石山瑞穂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閲覧資料

https://www.asahi.com>articles 2019年9月16日閲覧

https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20190915-00142780/  2019年9月16日閲覧