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リハビリ通信 No.298 跛行について

2019年07月07日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

跛行とは何らかの障害により正常な歩行が出来ない状態の事を言います。歩行は片脚立位が交互に連続性を持って行われる動作で、視覚、平衡感覚、バランスなどの神経感覚と筋、骨、関節の動きなどが精密に連携して働き歩行と言う一連の動作を行います。

神経感覚、筋骨の何かに障害を受け、動作機能として働かない場合、正常な歩行はできず異常歩行つまり、跛行になります。跛行が起きる要因に疼痛の逃避性跛行、筋力低下による跛行、形態異常による跛行、中枢神経の障害による跛行があります。

代表的な跛行にトレンデレンブルグ跛行、デュシエンヌ跛行があります。筋力低下、変形、拘縮などの要因により見られます。

理学療法士は原因により改善できる場合、適切なアプローチを行い安定した歩行に近づける様に治療を進めて行きます。

リハビリテーション室長 見田忠幸